ムーディーズ、韓国の信用格付をAa2で維持…シンガポールに続きアジア2位

国際格付機関であるムーディーズ(Moody’s)が韓国の国家信用格付けと見通しについて従来のレベル(Aa2・安定)を維持したと、韓国企画財政部が12日明らかにした。

韓国の国家信用格付けは、AaaとAa1に続き、ムーディーズの格付けのうち3番目に高い水準となっている。

アジア諸国の中では、シンガポールに続いて二番目に高い。香港と台湾が1ランク下のAa3、日本と中国は2ランク下のA1となっている。

先月28日にはS&Pも韓国の国家信用格付けと見通しを維持(AA・安定)した。

企画財政部によると、ムーディーズは、「新型コロナウイルス感染症事態のショックから弾力的回復を後押しした非常に強いファンダメンタルズを反映した措置」と評価した。

ムーディーズは昨年、韓国の実質国内総生産(GDP)成長率が-1.0%で、「類似の信用格付けを持つ他のほとんどの先進国よりも優れていた」とし、「今年は韓国輸出品に対する需要が高いと政府の拡張的財政政策に後押しされ、成長率が3.5%に反発するだろう」と予想した。

ただしムーディーズは、国家債務の増加と高齢化、対北朝鮮関係を韓国のリスク要因として指摘した。

また、韓国政府の拡張的財政基調について、「国家債務が歴史的に高いレベルにあり、これは長期間維持してき韓国の財政規律基調を試すものになるだろう」と警告した。

税収が徐々に回復し、低金利環境の下での債務の費用が安定水準であるだけに、韓国の負債余力(debt affordability)が強く維持されるだろうと予想した。

ムーディーズは、韓国の信用等級上昇の条件として、潜在成長率を高めることができる経済・構造改革と相当レベルの地政学的リスクの減少にあると規定した。

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