文在寅大統領の訪日見送り、韓国世論は肯定評価…決定支持65.5%

ムン・ジェイン(文在寅)大統領が東京オリンピック期間中の訪日を見送ったことについて、韓国世論は肯定的な意見が大勢を占めたことが分かった。

アールエヌサーチ(RnSearch)が20日、韓国全国の18歳以上の1,095人に調査した結果、ムン大統領の今回の決定に対し肯定的評価は65.5%と集計された。
 
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否定の評価は26.7%に留まり、「わからない」は7.8%だった。

韓国大統領府(青瓦台)は19日、訪日の見送りの理由として、「韓日両国政府は、東京オリンピックをきっかけ韓日首脳会談の開催の可能性を念頭に置いて、両国間の歴史懸案に対する進展と未来志向の協力の方向性について意味のある協議を交わした」としつつ、「相当な理解の接近はあったが、首脳会談の成果とすることには、まだ不十分だった」と言及。
 

(画像:アールエヌサーチの当該調査報告書キャプション)
 
一方で、直前に駐韓日本大使館の相馬公使が性的な表現でムン大統領の外交姿勢を揶揄したとJTBCが報じたことから、韓国与党(共に民主党)や国民世論で訪日反対の意見が噴出していた。(※相馬公使はムン大統領を指して発言したものではないと弁明している)

アールエヌサーチの調べでは、ムン大統領の国政に対する肯定的評価は46.9%で、直前の調査(6月第2週)と比較して8.4%ポイントの急上昇を示した。ムン大統領の支持率(肯定評価)は他社の調査結果でも同様に上昇を示している。

否定(不支持)の評価は50.1%となり、直前調査より5.2%ポイント下落した。

今回の調査の標本誤差は95%信頼水準で±3.0%ポイントだった。
 
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