現代自動車のEV、リコール進まず…車主ら火災リスクと隣り合わせ

  • 2021年8月2日
  • 2022年11月21日
  • 産業

相次ぐ火災事故でリコールが実施された現代自動車の「コナEV」だが、リコールの進捗が遅いことから車主らの不満が高まっていることが分かった。

聯合ニュースは2日、現代自動車はこれまで、リコール対象となったコナEV(韓国内:2万5千83台)のうち「リコール措置を完了した割合は、約36%に過ぎないことが分かった」と報じた。
 
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現代車はコナEVの相次ぐ火災で、3月にLGエナジーソリューションと1兆4千億ウォン(約1332億円)を投入して、2017年11月から2020年3月までに生産され、国内外で販売されていたコナEV 7万5千680台について、高電圧バッテリーシステム(BSA)をすべて交換することを決定した。

しかし聯合は、「国内(韓国)ではコナEVリコール措置は、毎月約2千台が完了されたレベルにとどまっており、このようなスピードであれば、来年第1四半期頃にすべての車両のリコールが終わる」と予想している。
 
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現代車は、昨年10月にもコナEVのリコールを行い、過充電を防ぐためのソフトウェアアップデートを行ったが、同措置を受けたコナEVからも火災が発生したり、エンジンがかからなかったりしたことから、今年3月に第二のリコール措置を発表しバッテリー全量交換を決定した。

しかし、第二の措置発表後も、韓国で2件、海外で1件の火災事故が発生していることから、「リコールを待っている消費者の不安感はなかなか収まらない」と聯合は伝えている。
 
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