韓国自動車協会「有力部品メーカーが最も多いのは日本」 韓国は4位も「政府の支援が不足」

自動車部品で有力なメーカーを最も多く保有する国は日本であると、韓国の自動車協会が指摘した。韓国は米国、ドイツに次いで4位だったという。

11日、韓国自動車産業協会(現代自動車の水素車「ネッソ」が全量リコール エンジンのガタ付きなどKAMA)が発表した報告書「グローバル100大自動車部品メーカーの現状分析と示唆点」によると、国別の100大部品メーカー数の順位は、日本(23社)、米国(22)、ドイツ(18社)、韓国(9社)、中国(8社)の順だった。 2019年と比較すると、米国・韓国・中国企業が1社ずつ増加し、日本のメーカーは1つ減った。
 
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部品メーカー別では、ドイツのボッシュが1位となり、韓国現代モービスは7位だった。トップ100のうち上位3社の売上高は0.1〜2.4%小幅減少した一方、4位以下では4.1〜17.2%と減少幅が大きく、企業間の格差は拡大したことが分かった。

現代モービスは売上高が4.1%減少しトップテン企業の平均減少率7.2%より高かった。韓国の部品メーカーの中では、現代モービスをはじめ、現代トランスシス、現代ウィア、ハンオンシステム、マンドなど既存の8社に加え、ユラコーポレーションがトップ100の仲間入りをした。
 

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国別で見ると、韓国と中国の部品メーカーは、昨年の新型コロナウイルスのなかでも比較的善戦したことが分かった。昨年トップ100の部品メーカーの売上高は前年比10.0%減少したのに対し、同じ期間、韓国は3.0%減り、中国は6.9%増加した。韓国の場合、国内販売が過去最高を記録したうえ、単価が高いSUV(多目的スポーツ車)と電気自動車がそれぞれ15.8%、57.6%増えたためと言うの業界の分析だ。

ただし、研究開発(R&D)集約度でみると、ボッシュ、デンソー、ZF、マグナ、アイシンなど海外5社の平均は、前年比0.7%ポイント(p)上昇となる7.2%だったが、韓国9社の平均は前年比0.1%p上昇となる3.2%に留まった。

協会関係者は、「R&D投資余力の不足といった企業要因もあるが、主要国に比べ、研究開発費の投資に対する税額控除など、政府の支援が比較的不足していることによるもの」とし、「韓国企業の構造的に低い集約度は改善が急がれる」と指摘した。

続けて、「部品メーカーの売上高は、高付加価値化、電動化、自律走行関連部品の割合が高いほど大きくなるので、私たちも積極的なM&A(買収合併)などによって電動化と自律走行化の方向への事業再編が必要だ」と述べている。
 
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