韓国で賭博絡みの逮捕相次ぐ 「磁石麻雀」「盗撮花札」「軍服のまま逃走」

韓国で賭博絡みのニュースが相次いでいる。詐欺麻雀に詐欺花札、そして賭博で作った借金を理由にした脱走などだ。なかには映画さながらの手の込んだ詐欺手法が駆使されていた。

■詐欺麻雀

韓国で、足の裏に磁石を付け有利な麻雀牌(マージャンパイ)を取り交わす方法で掛け金をせしめていた詐欺賭博集団が警察に捕まった。

済州東部警察署は30日、詐欺の疑いで40代の中国人女性A容疑者など2人を書類送検して調査中だと明らかにした。
 
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犯行が発覚するや逃走した30代の男性B容疑者についても同じ容疑で手配している。

警察によると、A被告らは去る3月初めから最近まで、道内の住宅で複数回にわたって磁石詐欺による麻雀賭博を繰り広げた。麻雀牌を操作して被害者3〜4人から1500万ウォン(約141万円)相当を詐取した疑いを受けている。

A容疑者らは、靴下の中の足裏に磁石を入れ、特殊製作した麻雀牌をテーブルの下でやりとりしていた。

被害者らは多額の金を失ってようやく詐欺賭博だった事実を気付いたと伝えられた。

麻雀牌を使った詐欺賭博が行われるという情報を入手した警察は、23日と25日に、被疑者2人を道内および京畿道某所で検挙した。警察は逃走した被疑者1人の行方を追っている。

せしめた金額からかなりの手練れとみられるが、その身体能力と技術センスを他に活用できなかったのだろうか。
 

■詐欺花札

特殊装置を用いた詐欺花札を試みた一味に実刑と執行猶予が宣告された。

蔚山地裁は27日、詐欺未遂の疑いで裁判に付されていた50代のA被告に懲役6ヶ月、共犯のB被告ら4人に懲役6ヶ月と執行猶予2年を宣告した。

A被告ら一味は昨年10月、小型カメラ、モニター、無線設備等を利用して詐欺賭博をしようとした疑いで起訴された。

一味は、賭博場である蔚山のオフィス天井にカメラを設置し、外に待機しておいた車にモニターを設置した後、盗撮した内容を無線機によって相手手札を知らせる方法で詐欺賭博を計画した。

しかし、実際には目的とする札に変えられず、未遂に終わった。

A被告だけが実刑判決だったのは、同じ容疑で執行猶予を宣告された前歴があったからだと伝えられた。

韓国の人気賭博映画『タチャ』でも小型カメラを使った似たような詐欺シーンがあったが、それを律儀に模倣したのだろうか。
 

■賭博借金→脱走

入隊前の賭博の借金を苦にし、軍部隊から脱走した兵士がソウルで捕まった。

30日聯合ニュースの取材によると、ソウル松坡警察署はこの日午前9時頃、松坡区蚕室洞で陸軍某部隊所属の兵士A氏が捕まった。

警察はA氏が所属している江原地域某部隊から兵士行方不明申告を受け、携帯電話の位置追跡などで捜査したところ、ネットカフェにいたA氏を発見した。A氏は軍服のままだったという。

聯合によると、A氏は入隊前にギャンブルにはまり、ローン会社から借りたお金のために心理的な不安感を感じていたと伝えられた。脱走兵は軍事警察に引き渡される。

ネットフリックスでは現在、韓国軍脱走兵を追うドラマ『D.P. -脱走兵追跡官-』が人気だが、まさに「リアル版D.P.」といったところだ。

 
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