韓国紙「駐中韓国大使らが中国産ワクチンを忌避」「親中政権なのに皮肉」

駐中韓国大使ら中国で勤務する韓国外交官が、中国産コロナワクチンの接種を避けていることが分かった。

韓国日報は、キム・ギョンハン青島韓国総領事への取材をもとに、キム総領事が年内に韓国に渡りワクチンを接種することが考えであると報じた。総領事によると、ワクチン接種のために韓国に行ってきた公館職員もいるという。同紙は、チャン・ハソン大使が、7月の健康診断の際に韓国に帰国した際に、まだワクチンを接種していない状況であったため、韓国で2週間隔離されたことを伝えた。
 
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同紙は、外交部がテ・ヨンホ議員に提出した「中国在外公館ワクチン接種現況」を基に、「チャン大使を含め、北京駐中大使館勤務の外交官のワクチン接種率は、他の中国地域公館に比べて著しく低かった」とし、外交官79人のうち接種は半分にも満たない35人に過ぎなかったことを伝えている。背景として中国産ワクチンを忌避している可能性を指摘した。

一方で香港の韓国総領事館の外交官10人のうち9人はワクチンを打った状態だが、これについては、中国産ワクチンを接種しなければなら中国本土とは異なり、海外から取り寄せたファイザーワクチンを打てるためであると同紙は推測した。
 

 
韓国日報は、防疫とは異なりワクチン接種は各国の方針に従う必要はないことに触れつつも、「国益の第一線に立ち、人との接触頻度が高い外交官がワクチンを拒否するのは納得し難い」とし、中国産ワクチンの安全性に疑問視する言葉が多いが、検証されたものであり、韓国側も認定し隔離免除も受けられる指摘した。

テ・ヨンホ議員は「一貫して親中歩みを見せてきたムン・ジェイン政権の外交官が中国のワクチンを無視するのは皮肉」であるとし、「政府は、中国地域公館勤務者間のワクチン差別を解消し防疫管理に万全を期す必要がある」と述べた。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「…職員等はさておくも大使まで接種してないなんてコメディだろが…」

「親中しながら中国産は使わず、反米しながら米国産を好む…」

「中国語一つできない大使様。中国大使といえば米国大使の次に重要な職だが…」

「外交官と名乗るからには現地で接種しろ。そのような信頼もみせず何の外交をするというのか?」

「中国にいるなら中国の法に従いなさい。浮いた行動をして外交問題を作らずに」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
 
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