文大統領「韓国は海洋力を失い国を奪われた」「目の前に広がる海は資産」

ムン・ジェイン(文在寅)大統領は10日、「韓国政府において海洋警察が復活し、強靭で有能な組織に生まれ変わったことを非常に誇りに思っている」と述べた。韓国各紙が報じた。
 
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ムン大統領はこの日、「第68周年海洋警察の日記念式」への映像祝辞において、「海上警察復活の後、過去4年間、あなた方は国民の信頼を回復するための努力を重ね《現場に強い、信頼される海上警察》になるために休みなく走ってきた」と述べた。

また、ムン大統領は、「強力な海洋力は大韓民国の平和と繁栄の根幹である。68年前に海洋警察創設に込められた国民の夢でもある」とし、「私たちは、海洋力を喪失したときに国を侵略され奪われた痛恨の歴史がある」と言及した。

続けて、「韓国の地図を逆さに見ると、私たちの前に広がる広大な海洋があり、私たちの国力を伸ばすための資産とすべき」とし「その先頭に海洋警察がある」と強調した。
 

写真:不法漁業を行う中国船を追跡する韓国海警/韓国海洋警察
 
また「今日、海警は海軍、海兵隊と共に大韓民国を守りながら、国際社会の様々な合意を守り、海洋法を執行する堂々とした海洋力の中核メンバーになった」とし、「海上警察が海洋強国の夢をリードする国民の堅固な同伴者になることを期待している」とした。

ムン大統領は最後に、「国民の生命と安全を守ることは一瞬たりとも忘れてはならない」とし、「皆さんの情熱と努力は国民の信頼と愛として戻ってくるものであり、皆さんの誇りと自信は、《世界一流の海洋総合執行機関》への原動力になるだろう」と付け加えた。

韓国海洋警察は朴槿恵政権時代の「セウォル号」事件で多くの批判を浴びた。一方で文在寅政権は来年の海上警察予算を今年比9.3%増と大幅に引き上げており、今回の祝辞でも持ち上げた形だ。背景には、独島(竹島)日本との対立や、離於島(オイド)やワタリガニ漁やをめぐる中国との葛藤、北朝鮮との海の「国境」であるNLLの警備などで海洋安全保障への負荷が高まっていることがある。
 
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