韓国紙「文政権の任命大使、日米政府が承認遅らす」「関係亀裂反映か…しかし中国は短縮」

ムン・ジェイン(文在寅)政権になり、韓国の伝統友好国である米国・日本駐在の韓国大使に対する日米のアグレマン(agrément)所要期間がパク・クネ(朴槿恵)政権時代よりも目立って伸びたことが分かった。韓国と米国・日本間の外交信頼関係に変化が生じている可能性がある。
 
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朝鮮日報は11日、韓国外交部がテ・ヨンホ野党議員に提出した報告書『最近10年間のアグレマン対象者所用期間』をもとに、ムン政権が任命した大使の平均アグレマン所用日数がパク政権のそれより長いと強調した。

対米国でみると、パク元大統領が任命したアン・ホヨン前駐米大使は34日だった一方、ムン大統領が任命したチョ・ユンジェ(47日)・イ・スヒョク(60日)米大使に関しては「平均53.5日と20日近く増えた」と同紙は指摘した。朝鮮日報は「イ大使は任命当時、韓日軍事情報保護協定(GSOMIA・ジーシミア)破棄による不協和音が重なり、韓米関係の亀裂のためにアグレマンが遅れているではないかという話が出ていた」と説明した。

対日本でみると、パク政権から任命されたイ・ビョンギ(22日)・ユ・フンス(25日)・イ・ジュンギュ(32日)大使が平均26.3日だったのに対し、イ・スフン(41日)・ナム・グァンピョ(30日)・カン・チャンイル(37日)大使は「平均36日かかり十日近く増えた」と同紙は指摘した。これについて朝鮮日報は、「慰安婦合意破棄や日本の輸出規制などで悪化した日韓関係が反映されとの専門家意見を紹介している。カン大使は当時、アグレマンを受ける前内定の事実を公表し、日本外務省から「通常の国際慣行から大きく外れ極めて残念」と抗議される場面があったと同紙は伝えた。

一方で朝鮮日報は、対中国大使のアグレマン期間に注目。パク政権のクォン・ヨンセ(18日)・キム・ジャンス(16日)大使が平均17日かかったのに対し、ムン政権が抜擢したノ・ヨンミン(17日)・チャン・ハンソン(11日)大使は、平均14日となり3日短くなったと伝えている。

アグレマンは新大使などを派遣したときに一ヶ月以内に手続きするのが国際慣例だが、政治的理由などで相当期間遅延させる場合がしばしばあると朝鮮日報は伝えている。
 
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