韓国紙「中国は歴史上、韓国の一部だった」「我が先祖の文化が黄河文明に」「文政権は歴史弱者」

『中国は韓国の一部だった』というタイトルの書籍を韓国で出版した歴史学者が韓国紙のインタビューに答えている。
 
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在外同胞新聞は25日、シム・ベクカン高麗大学民族文化研究院長(博士)の寄稿文『中国は歴史上、韓国の一部だった』を掲載した。

シム院長は、2017年に習近平中国国家主席がトランプ当時米大統領と会談した席において、「韓国は歴史上中国の一部だった」と発言したことについて、「妄言をした」と批判し、「習近平は何の根拠でこのような主張をしたのだろうか。おそらく中国共産党が操作した東北工程の論理を基にしたのではないかと思われる」と述べた。

シム院長は、「韓国の国格と国威を余すところなく損なわせるだけでなく、いわば国の基本を根こそぎ揺るがすこのような妄言が出た時、韓国は政府レベルですぐに反論声明が出さなければらなかった」とし、「しかし、歴史認識が不足していた韓国政府は木偶のように何の対立もしなかった。これは結果的に習近平の妄言を承認する形になってしまった」と嘆いている。
 

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そのため中国は韓国を底浅く見て、最近になりキムチや韓服さえも中国が原流であるという強引な主張を並べているとし、シム院長は、「歴史侵略を超えて文化侵略を行っている」「歴史、文化侵略の次に来るのは何だろうか。昔は中国の土地の一部だったので、韓国の土地を出せと言うかもしれない」と述べ、怒りをみせた。その一方で、この問題で最も罪が重いのは「光復75年が過ぎても植民史観を清算できず正しい韓国史をきちんと確立できなかった韓国の講壇史学者たちであると批判している。

シム院長は、『中国は歴史上、韓国の一部だった』という書籍を上梓したが、そのような歴史観に至った根拠をいくつも挙げている。

その中の一例を挙げると、例えば、中国の『前漢書』にある「賈涓之傳(かえんしでん)」には、韓の武帝が「東に碣石山(北京近郊の山)を過ぎて、楽浪郡と玄菟郡を設置した」と記録されている。しかしシム院長は「武帝の軍隊が実際に朝鮮半島に進撃して大東江流域に楽浪郡を設置したとすれば、白頭山を過ぎて楽浪郡を設置したとか清川江(現在の中朝国境にある川)を越えて楽浪郡を設置したと言っただろう」とし、実際は碣石山が当時の古代朝鮮と漢の国境線であり、「韓武帝が大同江流域(平壌一体の河川)に楽浪郡を設置したというのは、韓国の歴史領土を鴨緑江の内側に縮小させ、中国の歴史領土を清川江まで拡大させるために、事大史学、植民史学が捏造したものであり、歴史の真実ではないのだ」と指摘している。。

シム院長は、「今日の中国は、漢族はもちろん、朝鮮族、匈奴族、突厥族、契丹族、モンゴル族、女真族などアジアの様々な民族の祖先たちによる血と汗と涙によって保たれた」とし、「したがって、歴史上の中国は、朝鮮族の国でも漢族の国でも匈奴族の国でもモンゴル族の国でも女真族の国でもなく、これらの民族が一緒になって成し遂げた国だ」と述べた上で、シム院長は中国を「多民族統一国家である」と分析した。

そして朝鮮民族の直系先祖が古代に渤海(中国東北部)に興り、ここで創造された文化が後の黄河文明の姿となり、ここで中国文明の基礎が築かれたと主張した。

シム院長は「骨の中まで親中主義者」であると自任し、「私は、今は韓国人だが、かつて私たちの先祖は大陸を横切った中国人だった」「私の体の中には中国の血、大陸の血が流れているので、私は韓国に劣らず中国を愛する」とも強調している。
 
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