韓国の外国人債権保有額が16兆円に…先月1兆円増加

先月、韓国における債券発行額が75兆2000億ウォン(約7.2兆円)となり、前月より11兆3000億ウォン(約1.1兆円)増えたことが同国の金融投資協会の調べにより、9日、明らかになった。

前月と比較して国債(24兆3000億ウォン)が5兆5000億ウォン、金融債(20兆ウォン)が2兆2000億ウォン、社債(12兆3千億ウォン)が4兆9000億ウォン、それぞれ増加した。

特に、ESG(環境・社会・ガバナンス)債券(7兆7千410億ウォン)は、2兆6000億ウォン増加した。

2月末現在、韓国内の債券の残高は2千317兆4000億ウォン(約222兆円)で、前月比31兆8000億ウォン増えた。

外国人は、韓国の信用格付けに比べ相対的に高い金利を持つ国債(5兆7000億ウォン)や、通貨安定債権(4兆7000億ウォン)など、総11兆ウォン(約1兆円)の債権を買い越した。

これにより、満期償還分を考慮した外国人による国内(韓国)債券保有残高は2月末現在、161兆5千563億ウォン(約16兆円)で、前月より10兆ウォン(約1兆円)増加した。