韓国造船海洋、800億円規模コンテナ船8隻受注

現代重工業グループの造船中間持株会社である「韓国造船海洋」(Korea Shipbuilding & Offshore Engineering)が合計8,350億ウォン(約800億円)規模の船舶8隻を受注した。

韓国造船海洋は最近、リベリア船主と1万5千900TEU(1TEUは20フィートの長さのコンテナ1個)級の超大型コンテナ船4隻の建造契約を締結したと9日、明らかにした。

今回受注した超大型コンテナ船は長さ364m、幅51m、高さ30mで、蔚山現代重工業で建造され、来年下半期から船主に順次引き渡される予定である。

韓国造船海洋は最近、オセアニア、欧州の船社と9万1千立方メートル(㎥)級の超大型液化石油ガス(LPG)運搬船2隻、4万立方メートル(㎥)級中型LPG運搬船1隻、5万tクラスのPCのライン1隻の建造契約を締結した。

韓国造船海洋が今回受注した超大型LPG船2隻は、現代重工業で建造され、2023年上半期から引き渡される予定であり、中型LPGの1隻とPCのライン1隻は、現代尾浦造船で建造させ、2022年の下半期から船主に引き渡される予定である。

今回の8隻を含めて、今年の韓国造船海洋の受注実績は37億ドル(46隻)で、これは年間受注目標である149億ドルの25%水準である。
 
(写真:韓国造船海洋)