韓国メディアなどによると、インドネシア当局は最近、100億ルピア(約7600万円)相当、62種237,210個に上る大量の不法化粧品を国内複数個所で押収した。これらは中国や韓国から不評輸入されたもので、危険物質が含まれるものもあるという。
インドネシア食品医薬品局のペニーK.ルーキート局長は、「化粧品は、スキンケア化粧品やホワイトニング化粧品で、中国、韓国から不法輸入された化粧品である。容疑者は、電子商取引プラットフォームとオンライン輸送サービスを介して違法輸入化粧品を流通させたことが分かった」と述べた。
北部ジャカルタの施設現場で警察当局は44億ルピア(約3500万円)と推定される化粧品14種27,299本の化粧品を摘発した。追加調査による、同施設の所有者は、5つのオンラインショッピングモールのアカウントも保有していることが分かった。関連施設で押収された証拠品の価値は、化粧品26種188,395個で58億ルピア(約4400億円)相当であるという。
ジャカルタの東にあるベッカ市では、危険物質を福裕した不法化粧品が摘発された。警察当局は、DSというオンラインストアアカウントの倉庫の役割をする建物を摘発し、現場で化粧品22種21,516個を押収した。現場で発見された違法な化粧品には有害物質である水銀を含有したスキンケア化粧品やホワイトニング化粧品(ナイトクリーム、モーニングクリーム)があり、流通許可証はなかったという。この会社は、オンライン流通方式を介して製品を販売してきた。
インドネシアの食品医薬品局は、不法流通商品は、危険な成分を含有している可能性があるため、消費者に違法化粧品の使用中止を勧告した。