韓国済州島が日本人向け観光企画を立ち上げ 自宅にいながら参加し楽しめる

韓国済州島の観光振興を担う「済州観光公社」(社長コ・ウンスク)は、ポストコロナを備え、日本観光客を対象に済州道の魅力を知らせる「シン・チェジュ島キャンペーン」(찐제주 캠페인)を行うと20日に明らかにした。

「シン・チェジュ島キャンペーン」は、新型コロナウイルスにより海外旅行が中断されたなかで、日本のZ世代のトレンド調査において、韓国の食べ物、化粧品が1位を占めるなど、日本人の韓国への関心が高まっていることに注目し企画したという。

済州観光公社は、韓国に親しみのある日本人層とのコミュニケーションを拡大し、済州島の多様な魅力をアピールすべく、キャンペーンイベントが企画された。
 

 
今回のキャンペーンは、「東門市場で刺身を食べる」、「キックボードで海岸道路を走る」など、地元の人間おすすめの10コンテンツのうち、消費者(観光客)が体験したいコンテンツをオンライン投票で直接選ぶ形で運営される。

最初の投票イベントは、「春から夏に楽しむ異色の旅行」がテーマとなる。21日から2週間、「VISIT JEJU」ウェブサイト」(visitjeju.net/jp)から参加することができる。

参加方法は、おすすめの旅行コンテンツの中から体験したいコンテンツを3つ選択し、ツイッターでリツイートすれば良い。

抽選で選ばれた参加者には、自宅で旅行気分を感じることができる「済州旅行パッケージ」が景品として贈呈される。

済州観光公社の関係者は、「コロナ以降、日本の観光市場の早期回復のために、日本人観光客との双方向のコミュニケーションマーケティングを通じて済州ファン(FAN)を発掘し、事前マーケティングを強化するだろう」と述べた。