韓国製薬大手のサムスンバイオロジックスは7日、米大手のギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)と約3千億ウォン規模となる医薬品受託製造(CMO)の契約を結んだと明らかにした。
当初、サムスンバイオロジックスは2018年にイミュノメディクス(Immunomedics)と345億5,800万ウォン(約34億円)相当の契約を締結し、2020年にこれを1,844億6,000万ウォン(約181億円)規模に拡大した。
その後、イミュノメディックスがギリアドに買収され、契約相手が変更されたことから、契約規模もギリアドの要求に応じて3,005億9,000万ウォン(約296億円)に増やした。契約期間は2025年12月31日までとなっている。
この発表を受け、サムスンバイオロジックスの株価は8日の9時11分現在、前日比2万7000ウォン(3.21%)上昇となる86万9000ウォンで取引されている。
(参考記事:「韓国製薬大手が英バイオ企業の筆頭株主に…昨年は武田薬品の一部資産を買収」)
(参考記事:「韓国サムスンバイオ、イスラエルKAHR社の抗がん剤を受託生産」)
(参考記事:「SKバイオサイエンス、上場で時価総額1.3兆円に急上昇…KOSPIで28位規模に」)