韓国フューチャーケム社、日本で前立腺癌の診断薬の特許を登録…欧米豪につづき

韓国の医療系メディアなどによると、韓国の医療企業である「フューチャーケム」(FutureChem Co)は7日、「前立腺癌の診断のための18F-標識された化合物およびその用途(18F-Labeled Compounds for Diagnosis of Prostate Cancer and Use Thereof)」に関する日本特許を取得したと明らかにした。

今回の特許は、オーストラリア、米国、ユーラシア地域8カ国に続く第四の特許取得になるという。

「FC303」は、前立腺癌細胞に過剰発現するPSMAタンパク質に選択的に結合する物質である。通常の長期円ほとんど反応せず、余分な薬物が急速に排出されて、短い時間内にクリアな前立腺癌映像を得ることができるという利点があるとの説明だ。

フューチャーケム関係者は「FC303は、前立腺癌細胞の大きさ、位置、転移程度を競争物質よりも正確で簡単に診断することができる革新的な新薬」であるとし、「現在、首都圏の主要な6つの病院での臨床3相が、アメリカでの臨床第1相を進行中のパイプラインの開発に没頭し、グローバル品目許可を早めるだろう」と明らかにした。
 
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(構成:KOREA ECONOMICS編集部)