チェジュ航空が、新型コロナウイルスの影響による経営難営難を打開するため、最終的に無償減資と有償増資をすることが分かった。
(減資を知らせる公示文:https://dart.fss.or.kr/dsaf001/main.do?rcpNo=20210707000444)
チェジュ航空は7日、「欠損金の保全と財務構造の改善を目的とし、無償減資をする計画」であるとし、「8月13日の臨時株主総会の承認を経て、手続きが行われる」と公示した。
チェジュ航空は額面5千ウォンの普通株を額面1千ウォンに減額する計画だ。減資の割合は80%である。
資本金は無償減資前の1,924億ウォン(約187億円)から384億ウォン(約37億円)に減少する。同じ量だけ減資差益が発生し、資本量の変動はなく、株式併合とは異なり株式数の変動もない。
チェジュ航空の株式売買取引停止予定期間は来月27日から9月9日までであり、新株上場予定日は9月10日である。
チェジュ航空は、株主配分後失権株一般公募方式により約2千億ウォン(約195億円)規模の有償増資も推進する。来月13日に開かれる臨時株主総会で無償減資件承認されると、理事会の決議を介して有償増資日程と発行株式数等を確定する予定である。
有償増資には、チェジュ航空の親会社であるエギョン愛敬グループ(Aekyung Group)が積極的に参加を推進し、AKホールディングス(愛敬グループ)理事会を通じて増資するかどうかが確定される。
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