「韓国は財閥中心からスタートアップへと徐々に変化」米WSJが評価 「ユニコーンの数は中印に次ぐアジア3位」

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は8日、「韓国でITスタートアップ台頭、国の特性も後押し」という題の記事を掲載し、「韓国の企業構造が家族中心の財閥企業からスタートアップ中心へと徐々に変化している」と指摘した。

WSJは新しい韓国企業に対する投資家たちの関心を紹介し、クーパンのニューヨーク証券取引所の上場(今年3月)が分岐点になったと分析した。
 
(参考記事:「韓国マーケットカーリーの企業価値が約2400億円に 「第二のクーパン」の上場間近か」)
 
WSJはまず、「韓国が巨大技術スタートアップの基地となっている」とし、変化する韓国産業について指摘。バイオバイオテクノロジーや車両共有サービス、オンラインペイメントなど、新たな事業が浮上しているというものである。 WSJは「韓国のユニコーン企業は10を超える」とし「これはアジア太平洋地域で、中国、インドに次ぐ第三の規模」であると説明した。
 

(画像:WSJの当該記事キャプション)
 
WSJは、ジ・ソンベIMMインベストメント代表を通じて「スタートアップが企業のパラダイムを変化させ、財閥に代わり、韓国の経済構造を変化させている」と強調した。キム・ハンジュン=アルトス・ベンチャーズ代表も記事で「数年前まで韓国企業の投資の収益性を説明することは容易ではなかったが、クーパンのニューヨーク上場が分岐点になった」とし「クーパンの上場以来、今では投資家の方から先に《次のクーパンは誰だ》と聞いてくる」と述べた。

WSJは、スタートアップの活躍が韓国の産業地図を塗り替える意味があると分析した。既存の韓国の産業は財閥中心であり、これらがスマートフォンや半導体など、今の韓国の基幹産業を作ってきた。

WSJはまた、韓国政府によるスタートアップへの支援についても触れた。韓国では小商工人やベンチャーを支援する部署(中小企業ベンチャー省)が内閣に存在し、同省が若い企業の資金調達を支援し、税金を減免してくれている説明した。
 
(参考記事:「ビジョンファンド、韓国「ヤノルジャ」への投資を確定か…韓国紙報じる」)
(参考記事:「韓国リイド社、ソフトバンクビジョンファンドより190億投資誘致…韓国企業では3社目」)
(参考記事:「PUBGの韓国開発社が上場へ 時価総額は最大3兆円規模の予想」)

 
 
(写真:Tvn)
 
文=KOREA ECONOMICS編集部