ムーディーズがカカオバンクを高評価 「伝統的銀行は競争で不利な立場に」

韓国のカカオバンクについて国際格付会社であるムーディーズが高い評価を与えている。

ムーディーズは12日に発行した報告書で、「カカオバンクが、住宅ローンと中小商工人の融資商品の発売を計画している」とし、「そうなれば、ウォンによるローン市場のうちカカオバンクが対象とする市場が12〜18カ月後には65%になり、現在の14%から大幅に増えるだろう」と見通した。
 
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家計融資の割合が大きい銀行とバッティングするため、既存の銀行産業にとっては脅威だ。

同報告書は、「カカオバンクはシームレス(seamless)なデジタルバンキングの顧客経験により個人信用融資資産を迅速に増やしている」とし、「伝統的銀行がプラットフォーム不在でビッグテック企業に比べ競争で不利な立場にある」、「先端技術を活用し、オフライン店舗がないおかげで、ほとんどの韓国銀行よりも低コスト構造を維持している」と述べた。

報告書は、来月上場を控えたカカオバンクの資本が、今年3月末に比べて約76〜90%増加すると予測した。ムーディーズは、これについて、カカオバンクが昨年、全国事業を行う市中銀行に準ずる収益を記録しており、これが内部資本創出及び資本市場を通じた資金調達を可能にしたと分析した。
 
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