上海汽車、中国でレベル4級ロボタクシーを年内リリースへ・・・米紙報じる

中国最大の自動車グループ、上海汽車(SAIC)が中国で自律走行「レベル4」(L4)ロボタクシーを年内にリリースすることが分かった。
 
参考記事:「中国のAI産業は10年以内に米国を抜く」「市場規模は約8兆円に達する」韓国研究機関が分析
 
米エレクトリック紙は13日、SAICが年末までに、上海と蘇州地域でL4級自律走行ロボタクシー40〜60台を運営する予定であるとし、SAICのZu SijieC副社長が、世界人工知能会議を通じて直接明らかにしたと報じた。
 
エレクトリック紙の当該記事(英語):https://electrek.co/2021/07/13/saic-motor-says-it-will-put-robotaxis-capable-of-l4-self-driving-on-roads-in-china-this-year/
 
SAICは、今回のロボタクシーの生産と運用をベースに経験値を重ね、2025年に本格的にロボタクシーの大量生産に乗り出す計画だ。ロボタクシー完成度を高めるためにAIとライダーの技術開発も並行するという。ソフトウェア開発、ビッグデータ、クラウドコンピューティングとサイバーセキュリティを担当する技術センターも設立している。

特に、SAICはドメイン全体のコアソフトウェアを直接開発に乗り出す予定だ。現実化する場合、自律走行関連するハードウェアおよびソフトウェア技術を内在化する、最初の中国の自動車会社になる。

SAICは最近、ブランドロゴとスローガンを変更するなど、電動化モビリティグループへの切り替えを進めている。
 
参考記事
韓国でタワークレーン59台がリコール 中国ズームライアン製

 
(写真:エレクトリック紙の当該記事キャプション)
 
 
(構成:KOREA ECONOMICS編集部)