6日に上場した韓国のネット銀行「カカオバンク」が時価総額基準で韓国1位の銀行になったことが分かった。
参考記事:カカオ「ピッコマの日本ウェブ漫画シェアは65%、圧倒的な地位に」 4~6月の業績が過去最高
カカオバンクのこの日の終値は6万9800ウォンで、時価総額は33兆1620億ウォン(約3.2兆円)を記録した。
韓国の金融機関では「KB金融」(21兆7052億ウォン=約2.1兆円)が最高だったが、それを大きく抜いた形だ。KOSPI全体では起亜自動車(34兆6991億ウォン)に次ぐ12位の規模となった。
カカオはこの日、四半期ベースで過去最高となる第2四半期(4〜6月)の業績を発表した。広告や音楽などのコンテンツ部門で良好な実績が得て、売上高は前年同期比42%増の1兆3522億ウォン、営業利益は66%増の1626億ウォンを記録した。
参考記事:韓国の長者番付 カカオ創業者がサムスン総帥を抜いて1位に
参考記事:ムーディーズがカカオバンクを高評価 「伝統的銀行は競争で不利な立場に」
参考記事:韓国の上場企業、3カ月で時価総額が19兆円増加 カカオが最も成長