韓国次期大統領選の「仮想両者対決」の支持率で、与党のイ・ジェミョン(李在明)京畿道知事が野党のユン・ソギョル(尹錫悦)前検察総長に二桁台(13%)の支持率差をつけたとの世論調査結果が20日出た。
韓国ギャラップが過去17~19日、全国の18歳以上の1千1人を対象に「イ知事とユン元総長の両者の対決で誰が大統領により望ましいか」と質問した結果、イ知事が46%の支持率を得た。
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一方のユン元総長の支持率は34%であった。
韓国ギャラップが与野党仮想両者対決の調査結果を発表したのは今回が初めてだ。
ユン元総長は、イ知事と同じく与党有力候補であるイ・ナギョン(李洛淵)前代表との両者対決では、それぞれ36%の支持率で同率だった。
ギャラップは「与党圏候補がイ・ジェミョンであれイ・ナギョンであれ、ユン・ソギョル支持者の選択は変わらないことを示している」と解釈した。
ムン・ジェイン大統領の職務遂行については、「よくやっている」と回答した割合が40%となり週前より4%ポイント上昇した。「間違っている」は、1%ポイント下げた52%であった。ムン大統領の5年目第1分岐の肯定評価平均は35%となり、これは盧泰愚大統領(1988~93)以降の同時期比較で歴代最高となっている。
政党支持率は、与党の共に民主党が32%で1%ポイント下落し、野党の国民の力は3%ポイント上昇した31%であった。無党派層は24%だった。
今回の調査の誤差範囲は95%の信頼水準で±3.1%ポイントだった。
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