韓国の衛生当局である食品医薬品安全処(食薬処)は、日本の沖縄県でモデルナワクチンに異物が発見されたことを受け韓国流通分を調査したところ、当該ワクチンが韓国には輸入されていなかったと30日明らかにした。
参考記事:韓国紙「日本でのモデルナ異物発見、予見されたこと」「韓国は供給量が半分以下に」
先日、日本の沖縄県那覇市に設置された広域接種センターでモデルナワクチンに異物が混じっていることが相次いで確認された。そのため沖縄県当局は当該ワクチンの製造番号(3005293)製品の接種を中止した。
厚生労働省は、注射器の針を瓶に刺した際にゴム栓が削り取られてゴムの破片が混入した可能性が高いとする調査結果を発表した。
食薬処は、厚生省の発表資料で問題になったワクチンの製造番号を確認した結果、「その製造番号の製品は、韓国に輸入されていなかった」と明らかにした。
今月26日にも、日本ではモデルナワクチンから異物が発見され、合計3つの製造番号(3004667・3004734・3004956)製品の接種が保留された。食薬処は当該製造番号製品についても韓国に流通していないことを既に明らかにしている。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「あっても無いということにしてるだけじゃないの?」
「どうやって信じろと」
「政府の言葉は反対に」
「ゴム栓が異なるというのか?」
「看護師がミスっただけじゃないの?」
「このようなワクチンを受けないといけないのか」
「我が国のことだから異物が出てもさっさと打ってるんじゃ」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
参考記事:BBC「韓国はワクチン接種率が最下位に」「文政権は専門家の意見を無視」