韓国のサイバー外交使節団「バンク」(VANK)は6日、世界の韓流ファン1億人を活用して韓国の歴史と文化を教えていく「歴史の中の韓流」キャンペーンを展開すると明らかにした。
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バンクはこれまで、様々な国際広報活動を行っており、先月は松下村塾をユネスコに告発した。松下村塾を開塾した吉田松陰の思想が「征韓論」のルーツになったという理由からだ。
バンクはキャンペーン用のポスター5枚を製作し、SNSで世界の人々に配布する。
ポスターでは、亀甲船やキムチ、韓服、タルチュム(朝鮮半島の伝統的踊り)などを紹介する。
キャンペーン参加者は、インスタグラム、フェイスブックでこのポスターを共有し、ハッシュタグをつけ、自分が世界に知らせたい韓国の歴史や文化遺産(#○○○)を選定し、その理由を書くことを推奨している。
バンクの今回のキャンペーンは、2021年現在、世界の韓流ファンが1億人以上いるが、外国人の韓国への関心は、韓国の大衆文化に集中しており、韓流で高まった韓国への世界の関心を歴史と文化を引き付けたいという考えから発案された。
パク・キテ=バンク団長は「中国と日本による歴史文化歪曲が世界中の教科書、百科事典、観光パンフレット、博物館、美術館に拡散している」とし、「今回のキャンペーンに多くの韓流ファンたちが参加し、韓国の歴史を世界に正しく伝えたい」と述べた。
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