韓国紙「日本への謝罪要求する前にベトナムに謝罪を」「国軍は残酷に殺害した」

韓国紙が自国の戦争観を批判し、ベトナ戦争ムへの謝罪を促している。

韓国のイージー経済紙は13日、『戦争を記念する国《韓国》』というジョン・スナム記者のエッセイ記事を掲載し、ベトナム戦争への関与を批判している。
 
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同紙は、京畿道城南市のファンソン公園にある「ベトナム参戦記念塔」を取り上げ、国語辞典をもとに、記念という言葉の概念が「意味深いことや素晴らしい人物などを末永く忘れず、心に大事に留める」「末永く史跡を伝え忘れないようにする」であると説明した。

一方で、戦争という言葉の概念が、「国家と国家、または交戦団体間の武力を使用しての戦い」「兵力による国家相互間または国と交戦団体との間の闘争」であると説明した上で、「ほとんど戦争が人の命を奪っていくだけのものであり、記念すべきことはないと思う」とし、「内戦ではなく、明確な理由もなく、他の国の戦争への参加はなおさらそうだ」と批判している。
 

画像:イージー経済の当該記事キャプション
 
塔の前にある碑文をみると「この塔は、人類の自由と平和を守るために、1964年から1973年までの遠い異国ベトナム戦争に参戦した若い兵士たちの輝かしい功績を記念するための塔です」との説明がある。

イージー新聞は、「恥ずかしい塔である」と言及し、「韓国のベトナム戦参加は第二次世界大戦後の冷戦時代に社会主義の拡散を防ぐための米国の名分のない参戦強要によるものである」とし、「日本が朝鮮戦争を通じて莫大な富の創出したように、韓国もベトナム戦争を通じて富を蓄積した」と指摘した。

そして、「日本が韓半島植民地時代、当時残酷に韓国人を苦しめて殺したように、国軍も日本人よりも残酷にベトナム人をいじめ、殺害した」とし、「韓国が日本に謝罪を要求する前に、ベトナムに、まず謝罪しなければならないだろうか?」と促している。

同紙は、「私たちが日本を嫌うように、ベトナム人も韓国を嫌っているという事実を知っておく必要である」と警告した。

韓国ではすでに2003年に左派系紙のオーマイニュースが、自国の戦争記念館が当時、ベトナム戦争における悲惨さや被害に目を向けず、戦闘の経緯や戦果に焦点を当てたことを批判する記事を掲載している。
 
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