現代自動車のコナEV、海外輸出は継続 韓国では火災多発で生産中止

  • 2021年9月22日
  • 2022年11月21日
  • 産業

相次ぐ火災事故により、韓国で販売が中止された「コナEV」だが、海外向けの輸出が維持されているようだ。
 
参考記事:現代自動車が米で集団訴訟される EV走行距離の虚偽・誇大広告で
 
韓国の有力メディア「ITチョソン」は21日、「現代車は内需で影響力があったコナEV関連の戦略を修正した」とし、「韓国市場ではなく、輸出用に車を回した」と報じた。同紙は、「コナEVは、海外市場において、国内からの輸出量・ヨーロッパ現地生産販売量を含めて、アイオニック5の輸出量と同様のレベルを記録するなど、善戦している」と付け加えた。

ITチョソンは、コナEVの韓国製造が中止された状況はあるが、「輸出用の生産ラインだけ生存した状況である」とし、「生産ラインを保有している現代自動車チェコ工場(HMMC)のコナEV 8月の販売実績は2006台、8月の国内(韓国)からの輸出量と海外現地法人のコナEV販売台数をすべて合わせると、3114台だ」と伝えた。
 

画像:現代自動車のコナEV
 
同紙によると、キム・ピルス大林大教授(自動車工学)は、「コナEVは、欧州市場で全般的に大きな人気を呼んだモデルでありブランドイメージが強い」とし、「すでに積み上げた立地が強固であるので、バッテリーの(火災)話題にもかかわらず、依然として欧州など海外市場で活用できる余力が残っている」と説明している。

現代自動車の「コナEV」は相次ぐ火災事故を受けバッテリー全量交換を含む3度のリコール措置をとられた。リコールにかかる費用は1兆4000億ウォン(約1549億円)とされ、現代自動車が40%(約620億円)、バッテリー供給社のLG化学が60%(約929億円)を負担するとみられている。
 
参考記事:韓国地方紙「現代自動車のEV、リコール対象外でも欠陥」「地元修理店には列を作ってる」

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参考記事:韓国専門紙「現代自動車が日本再進出?ヨン様でも売れなかった」「 データと補助金が目的」