韓国の市民団体が「平和の少女像」の頭部を叩く映像をアップロードした外国人2人を警察に告発した。
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24日、「挺身隊おばあさんと共にする市民の会」(以下、市民の会)は、少女像の頭を叩いた外国人2人を侮辱罪などの容疑で、前日に大邱中部警察署に告発した。
去る19日、動画プラットフォームであるTikTokには、外国人男性2人が少女像の頭部を叩きふざける映像が投稿されていた。映像のなかで男性は、少女像の隣に座りピースをしたり、写真を撮ったりした。別の男性は笑いながら少女像の頭を撫でたり、叩いたりした。
映像が広がるや、韓国のネットユーザーらから、少女像を侮辱する無礼な行為であると批判が上がった。この外国人2人は20日に謝罪映像を投稿した。知人から聞いて事の重大性を知ったという。
しかし、市民の会は、今回の事案が深刻だと判断し、再発防止のために彼らを警察に告発した。
ソ・ヒョクス=市民の会代表は「昨年の秋夕(旧盆)の頃にも慰安婦をひどく侮辱する文を書いた事件が発生したことがある」とし「子供たちも利用するプラットフォームの特性上、慰安婦の戯画化を防止する次元で告発することになった」と述べた。
警察関係者は、「行為者の違法有無について、現在、事実関係を確認中」であると述べている。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「よく分かっていない場合もある。再発だけはするな」
「…色んなところに作らないで、象徴的なところにだけ建てた方が良い」
「知らないでやったことなら謝罪すれば終わりにすれば良い…」
「知らないでやったなんて嘘だ…」
「韓国国民に謝罪すべきだろう。なぜ像の前でペコペコするのか。像に何があるのかと」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
参考記事:韓国紙「20世紀初頭、朝鮮農民の土地奪還助けた日本人弁護士がいた」「相手は日本ではなく李王朝」