中国にある韓国系自動車部品工場において中国人を差別する禁煙命令が下されたとして問題になっていると、中国メディアが報じた。
参考記事:中国紙「韓国ロケットは70年代の中国技術に満たない」「あと15年以上かかる」
中国「観察者網」は24日、A社が持つ地方大都市にある工場が22日午後1時から24時間の間、工場全体で禁煙する必要があるとし、違反すると退社させると発表した。
しかし、対象が「韓国人を除くすべての社員」であったと同紙は報じた。
A社は全額韓国人が出資した会社であり、社内の韓国人はすべて経営陣であると観察者網は同社従業員の証言をもとに伝えた。
同車の中国人従業員が韓国人使用者側に謝罪を要求するなか、「韓国人を除く」というフレーズのみ削除されたと観察者網は伝えた。
同紙に情報提供した工場の従業員は、このような差別的な禁煙命令を韓国人が下したのかどうかは不明だが、韓国人管理者を経て告知されたものと推測した。
あるいは、中国人管理者が韓国人経営陣に忖度し、「韓国人を除く」というフレーズを入れたと述べた。
韓国紙によると、この報道をみた中国人ネットユーザーからは、「中国で韓国人は中国人より優越」、「立ち上がれ、屈するな」などの怒りのコメントがネット掲示板に相次いで投稿されたという。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「それなら…韓国人芸能人だけ出演禁止する中国の放送や芸能界はどうなんだ?」
「中国の航空者が韓国人乗務員だけ解雇したのを知らないのか?自国の企業がやることは目に入らないようだ…」
「差別ではなく優遇しのだ。タバコは身体に悪いので、そういうものは吸うなと言ってあげたまで…」
「…仁川空港に勤務したときエレベーターの中でタバコを吸う人がいたので注意したら飛行機の機長だった…丁重に注意しても吸い続けた…」
「…韓国企業は中国から撤退しろ」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
参考記事:中国官営紙「整形産業は女子の悩みで稼ぐ」「韓ドラは…整形手術の作品」