韓国紙「フライドチキン食べた小学生、ネジが歯茎に刺さり流血」「店舗側は1万円の慰労金」

食べていたチキンにネジが含まれており、子供の歯茎に刺さり、歯を二本抜く事件が韓国で起きた。
 
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3日、聯合ニュースによると、ソウルに住むAさんの息子が8月に有名なチキンフランチャイズの製品を食べていたところ、このような事件が起こったと報じた。

Aさんが提示した写真や病院診断書によると、小学校5年生の彼の息子B君は、Cメーカーのチキンを食べて歯茎にネジが刺さり血を流した。幸いにも抜いた歯は乳歯であるため、今後永久歯が生えてくる予定だが、今回の衝撃により永久歯の変形した場合は矯正も必要になるとAさんは主張している。B君は現在も食べるもの全てに気を使っているとAさんは伝えた。
 

フライドチキンから出てきたとされるネジ/聯合ニュースTVキャプション
 
C社はネジが発見されたという届出を受けた後、先月15日までに1ヶ月半以上かけて調査を進めたが、自社の鶏肉納品や加工過程では問題がなく、加盟店で流入した可能性があるという判断を下した。

しかし、加盟店でもチキンから発見されたネジが店舗で使用されたものではないことから、一体どのように流入したのか分からず、困惑していると伝えられた。

この加盟店はA氏に慰労金として10万ウォン(約9600円)を提示したが受け入れてもらえず、保険会社が数日前から保険処理のための被害補償調査を進めていると聯合は伝えた。
 

抜歯後の様子/聯合ニュースTVキャプション
 
一方でC社も、自社のミスではないとしながらも、ブランドイメージの毀損を懸念して積極的な補償策を提示しようとしているという。

 
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「10万ウォンって冗談か?業者名を明かせ」

「ネジがなぜ出るのか?かなりおかしな事件だ。店主も悔しいだろう。犯人は?喧嘩して辞めた店員がいないか確認してみろ…」

「乳歯がグラグラしていたところに刺さって抜けたようだな…子供が驚いたのはしょうがないが、業者の対応は適切だ。診断書には矯正の話はなく乳歯が抜けたのと矯正は関係ない。そのように話す医者はいない…」

「いずれにしろ早い補償が答えだ」

「私も5年前にあるマッコリ店でつまみを食べたらネジが出てきた…原因はフライパンにネジが入り込みそうなったとか。私も歯が抜けるかと思った。病院では問題ないと言ったけどしばらく痛かった…」

「タダで矯正しようとやったんじゃないの?」

「どうすればこのようなネジが歯に挟まるのだろうか?」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
 
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