中国で韓国産チョコパイ原料が、韓国で販売されているものと異なることに批判が出ているようだ。
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5日(現地時刻)、中国のポータルサイト「騰迅網」には、「中国と韓国で使うチョコパイの原料は同じではない。韓国はココアパウダーを使用し、中国は2つの材料でココアのような味を出すだけ。これらの材料の価格差は5倍以上に達する」という文章が掲載された。
詳しく報じた韓国紙によると、投稿者は「チョコパイは昨年中国で72億ドルの売上を達成しているという点でオリオン社は破廉恥な企業だ」と付け加えた。
さらに、「中国のチョコパイに入った原料は心臓や脳血管、糖尿病などのような多くの健康問題を引き起こす可能性がある」という内容も含まれていたという。
オリオンのチョコパイは現在60カ国以上で約20種類が販売されている。昨年、中国、ベトナム、ロシアの売上を合算した実績は3700億ウォン(約355億円)に達する。
オリオンは中国に「チャル・チョコパイ」やホワイトチョコレートを入れた「ホワイトイチゴ」などを投入し市場シェアを広げた。中国での人気は高く、外国メーカーとしては唯一、5年連続で「中国ブランドパワー指数(C-BPI)」のパイ部門で1位を記録している。
オリオンは今年8月、中国とロシアではチョコパイの価格を値上げしたが、韓国では価格を維持しており、「韓国消費者を大事にする」との声が韓国の消費者の間からは出ていた。同国環境省が主催する「グリーンパッケージ」イベントにおいては、人体に有害な揮発性有機化合溶剤を使用しない包装材を開発したことを評価され、最優秀賞(2018)を受賞している。
出典:食品飲料新聞(https://www.thinkfood.co.kr)
출처 : 식품음료신문(https://www.thinkfood.co.kr)
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