旧日本人農場に埋蔵されているとの噂を信じた韓国人がこれを盗もうと侵入し逮捕され。た
参考記事:韓国人夫婦に有罪、日本に6億円の金塊を密輸出 「韓国発搭乗者に日本の税関はゆるい点を利用」
韓国全羅北道の益山市にある1914年に建てられた日本人旧農場建物の地下に、1400億ウォン(約135億円)相当の金塊2トンが眠っているとの噂が最近、韓国内で広まっていた。同建物は国家登録文化財に指定されている。
同建物の地下に金塊が眠っているとの「埋蔵説」が浮上したのは今年3月ごろからであり、これを巡り市民団体が発掘を主張し、自治体がこれを拒否するなどして騒動が起きていた。
益山市は昨年、この建物を「益山裡里近代歴史文化空間造成事業」の一環として保守及び買い入れをし、リモデリングを計画した。
ところがこの過程で金塊埋蔵説が浮上し、「脱北民の一部が文化財整備事業工事を壊して採掘を計画中だ」という噂が広がった。韓国各紙も報じていた。
このような埋葬説に触発され、好奇心から同建物に侵入した30代男性が警察に捕まった。
益山警察署は窃盗未遂の疑いでA容疑者を逮捕して調査中だと明らかにした。
警察によると、A容疑者は6日午後5時頃、益山の旧日本人農場の建物に侵入した疑いだ。
住民の通報を受けて出動した警察は、建物の中を「物色中」だったA容疑者を逮捕した。
逮捕当時、A容疑者は埋葬された金塊を掘るための道具などは持っていないことが分かった。
A容疑者は警察調査で「金塊埋設説を聞いて好奇心で入ってみた」と話し侵入事実を認めた。
地方紙などによると警察関係者は「益山地域に漂う話は実体も確認できず信憑性が疑われる内容だ」とし「A容疑者に対する具体的な犯行経緯を調査中だ」と述べている。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「仕事をしないでビンセンツォばかり観てたんじゃ…」
「こんなところに金塊なんかあるか。河川に行って砂金でもすくっている方がマシだ」
「デマに踊らされ一獲千金を狙うとは、流言飛語とは恐ろしいものだ」
「映画でも撮るのかと」
「自分が理解できないのは、日本植民地時代の特に価値もない建物を自治体が買って文化財に指定することなんだが」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
参考記事:韓国紙「日本の植民地支配は合法だったのか?」「当時は違法ではなかったが…正当性はない」