韓国経済紙「中国はいつでも韓国の息の根を止められる」「原材料止めれば産業全体が崩壊」

  • 2021年11月17日
  • 2022年11月21日
  • 通商

韓国が、尿素水に漏れず、中国の原材料に広く依存していることから、「いつでも韓国の息の根を止めることができる」との分析が出ている。
 
参考記事:韓国紙「かつて日本の下請けだった韓国自動車産業」「今では完勝の見込み…日本は変化遅い」
 
韓国経済新聞は14日、韓国関税庁の対中国輸入統計を分析した結果、「二次電池、半導体、鉄鋼、石油化学、自動車など同国の5大製造業の根幹となる原材料の多くが中国産であることが分かった」と報じた。

同紙は「専門家らは中国がいつでも原材料を戦略物資化できると見ている」とし「中国はその気になればいつでも韓国の息の根を止められる」と分析している。

同紙は「国内(韓国)企業は中国で原材料と一次加工素材を取り込み、国内で完成品を作る場合が多い。中国が保有している原材料が多様なうえ、距離が近く、輸送費も削減できるからだ。問題は最近、尿素水騒動のように中国で原材料供給が一時的に中断される時だ」と指摘した。

特に同紙は、韓国で「第二の半導体」として有望視される二次電池(バッテリー)産業が、「中国からの原材料の供給が途絶えれば産業生態系全体が崩壊する可能性がある」との業界の見方を伝えた。韓国の二次電池の世界供給量の約3分の1を占めており、中国企業と競う分野だ。

また、韓国は半導体産業においても、酸化膜製造に必要な炭化ケイ素を多く輸入している。同紙の調べによると今年1~9月に4861万ドル輸入したが、このうち中国のシェアは72.2%に達する。韓国は石油化学分野でも強みを持つが、同紙によると「石油化学産業の米」と呼ばれるエチレンの中国輸入依存度も高いという。
 

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建築内外装材や電子製品などに使われる着色亜鉛めっき鋼板の対中依存度も高く、「価格が高く安価な中国産を望む需要が少なくない。今年1~9月の着色亜鉛めっき鋼板の輸入額は3億5144万ドル。このうち99.7%が中国産だった」と同紙は伝えている。さらに鉄筋について60%以上が中国産であり、「中国産の供給が途絶えれば市場の軸が崩れる」との専門家の見方も取り上げた。

自動車産業でも制動装置、運転台、エアバッグなど付属部品の中国輸入依存度は60%前後に達する。昨年、コロナの発生による中国のロックダウンで、韓国の完成車メーカーが部品調達に苦労したことなども指摘された。

韓国経済新聞は「国内企業が短期間で生産施設を増設できない状況で中国産汎用製品の輸入が途絶えれば、サプライチェーンが大きな打撃を受ける可能性があるという説明だ」としつつ、「かろうじて他の国から取り込んだ製品に置き換えても、コストが増加して最終消費者に価格負担として作用する可能性がある」と指摘している。

 
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「日本の輸出規制には強気で出たが中国には何も言えない政府だからなあ…」

「世界最高水準の韓国半導体、原電、鉄鋼産業をこのように中国に取り込まれた文在寅は…」

「中国は山の頂上のような国、韓国は小さな国だが中国夢を共にしたい(文在寅)」

「死んでも日本依存度を下げようと発狂したのに、中国には一言も言えない政府」

「…中国であれ日本であれ、大韓民国が彼らに見下されることがないようにしないと…」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
 
参考記事:中国紙「韓国は中国に特使を送って懇願した」「先進国を称するのに尿素も作れないのか」

参考記事:韓国紙「日本のお家芸だった電池素材、韓国は余りものを使わされた」「今では市場は覆された」

参考記事:韓国紙「世界は韓国中心に動くという《天動説》止めよ」「反日に親中に…錯覚の沼に陥っている」