韓国の素材企業「ラムテクノロジー」の株価が乱高下している。報道を受け急騰したのち、同報道が虚偽だったことを受け下落も、再び上昇した。
参考記事:韓国の「日本を上回るフッ化水素開発」は虚偽だった 企業側が説明…投資家からは金融当局批判相次ぐ
25日、韓国取引所によると午前9時9分現在、ラムテクノロジーは前日比12.15%(1170ウォン)の上昇した1万800ウォンで取引されている。
ラムテクノロジー時価総額は1,265億ウォンとなった。
ラムテクノロジー株価は22日、「日本を上回る超純度フッ化水素技術開発」との報道資料が韓国各紙に配布され、株価が上限幅まで上がったが、翌日に同社広報が該当報道資料は同社が作成したものではないと説明し株価が急落した。
その後、会社側が去る10月1日に超高純度フッ化水素の精製方法および装置に関する国内特許を登録したのは事実だが、22日に報道資料を配布してはいないという立場を明らかにした。
また、フッ化水素生産のために新規工場増設を計画しているという内容も公開したところ、24日には株価が再び反騰した。韓国各紙は「ジェットコースターのような株価推移」と報じている。ラムテクノロジーとしては虚偽情報騒動をうまく乗り切った形だ。虚偽に振り回されたとはいえ、同社の技術レベル自体は高いことや特許取得は事実であることが騒動を機に知れ渡り、株価再上昇の原動力になったようだ。
2001年に設立されたラムテクノロジーは半導体・ディスプレイの化学素材専門企業であり、超高純度フッ化水素はディスプレイ、半導体プロセスの核心原料だ。
この報道をみた韓国の投資家等からは、
「これをギャンブルと言わずして何と言う?」
「とりえあえず検察に捜査させるべき」
「どうなってんだ?」
「損害を受けた人たちには補償をしろや…」
「東学ケミ(個人投資家)は波に飲まれた」