日本が独島(竹島)付近で中国とロシア機を追跡したように歪曲していると韓国紙が報じている。
参考記事:韓国の李在明大統領候補「歴史歪曲断罪法を必ず作る」「ナチス犯罪のように追跡…国家犯罪に時効なし」
韓国のOBSニュースは28日、「日本は独島周辺に進入した中国およびロシア軍用機をまるで自衛隊が追跡したかのように偽の資料を作った」とする独自ニュースを報じた。韓国各紙も引用し報じた。
OBSは、独島周辺は防空識別区域(KADIZ)であり、日本の戦闘機が入ることができない場所だとしつつ、「しかし日本は、去る19日に東海(日本海)に進入した中国とロシアの軍用機を独島の北から追跡したように経路を描いた」と伝えた。
今月19日、中国軍用機2機とロシア軍用機7機が同地域のKADIZに事前の通知なしにそれぞれ10分ほど進入した。韓国軍はこれに対し戦闘機と空中給油機を投入し応対した。
OBSは、去る3月にロシアの軍用機7機がやはり同地域に侵入したときは「当時日本は韓国の空域であることを勘案して独島付近の軌跡は表記しなかった」としつつ「このような変化が生じたのはキム・チャンリョン警察庁長の独島訪問後に現れた」と指摘している。
世宗大学の保坂祐二教授はOBSに対し、「防空識別区域を日本側からさらに拡大して独島上空までJADIZとするの難しいと思う。70年ほど(KADIZを)認めてきたので」とコメントしたと伝えている。
参考記事:韓国紙「日米韓外務次官会見流れた口実…独島訪問は極めて粗雑な調整か」「米憂慮、韓国は孤立危機」