韓国ダイソーで販売の「ベビーバス」の補償案が13日決定へ 環境ホルモン検出で3932人が訴え

  • 2021年12月9日
  • 2021年12月10日
  • 産業

昨年、韓国のダイソーで販売されいた「赤ちゃん用浴槽」から基準値の612倍の環境ホルモンが検出された問題で、最終被害補償案が13日決定される。
 
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同製品はダイソーにおいて5000ウォン(約484円=現在レート)で販売されていた「ベビーバス・コスマ」であり、コストパフォーマンスに優れた製品として人気があった。しかし、ストッパーから多量の環境ホルモン成分が検出され、韓国当局からリコール命令が出された。以後、消費者らは韓国消費者院に集団紛争を提起した。

韓国当局やメディアらによると、消費者院の消費者紛争調整委員会は来る13日に合計3932人の消費者が提起していた当該製品の環境ホルモン検出問題に関して最終調整案を確定すると明らかにされた。紛争調整委は集団紛争調整を申請した者でなくても被害補償対象に含める方向とされる。
 

SBSの当該報道キャプション
 
当初は9月17日に調整案が確定される計画だったが、調整が遅れ延期されていた。紛争調整委には、各委員と集団訴訟を引き受けた消費者側弁護士、流通業者及び各メーカーを代理する弁護士が参加し、最終調整案に対する意見を伝達する予定だ。

ただし、韓国メディアによると、最終調整案が政府から出されたとしても、流通業者やメーカーがこれを受け入れるかどうかは不透明であり、その場合は民事訴訟に発展すると予想されている。

韓国当局は昨年12月、ダイソーなどで販売されていた「ベビーバス・コスマ(KHB_W5EF8A6)」の排水口栓から基準値の612倍を超えるフタル酸塩系可塑剤成分が検出されたとし、メーカー側にリコール命令を出していた。排水口栓で検出されたフタレート系可塑剤は、ポリ塩化ビニル(PVC)材質プラスチックを柔らかくするために添加する物質である。長期間露出すると肝臓や腎臓に致命的な損傷を与えることができることが分かった。
 

SBSの当該報道キャプション
 
事態が発生した直後、ダイソー側は安全管理を正しくできなかったとしてすぐに謝罪文を発表した。これと共に領収書の有無にかかわらず払い戻しができるように措置した。

韓国のダイソー(アソンダイソー)は日本の大創産業も有力株主ではあるが、子会社ではなく、独立した韓国の法人として事業を展開し、日本のダイソーと同じ商品を扱っているわけではない。2019年に始まった日本製品の不買運動時には、その「国籍」をめぐって議論になったこともある。

 
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「(小さいときに)ゴムの浴槽で体を洗ったことがない奴はいるのか?」

「我々が元気に生きているのが不思議だ」

「調整案を拒否するなら個人各自で訴訟しろというわけだが、簡単ではないだろ」

「ダイソーは安く買ってたくさん使うか、一回限りのものを買う程度だが、大事な子供のために使うならもっと…」

「金が無くてダイソーで買っておいて何の環境ホルモン云々だ…それならもっと高いのを買っておけよ…」

「慰労金が5000ウォンだったら大変だろな…」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている
 
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