韓国誌「嫌韓と反日は日韓各国の内部団結に貢献」「韓国は日本の盾、韓国が強くなるほど日本は平和」

韓国の月刊誌が日韓関係を改善すべき理由について指摘している。「月刊中央」は元外交官のキム・ドンギュ21世紀共和主義クラブ政策委員長の寄稿文『嫌韓と反日で濁った韓日関係を改善するには』を掲載した。
 
参考記事:韓国紙「韓国は不幸でしかない理由…凄惨な苦痛までも商品化」「不平等ではなく隣人の安定した生活に怒る」
 
キム委員長は、「日本と朝鮮は英国とカナダの関係のようになることが望ましい」とした矢内原忠雄東京帝国大学植民学教授の言葉を取り上げ、「彼は師匠の内村監三と共に1910年の朝鮮併合に反対し、その後も日本の植民政策を批判した。そんなせいで彼は1937年東京帝国隊から追い出された」と指摘した。

続けて「矢内原は朝鮮のように文明のある国を抑圧して日本に一方的に同化させようとする植民政策はどうせ失敗するだけでなく、今後恨みを受けるようになると言ったが、日本は彼の言葉を聞かなかった」とし、「戦後、反省しない日本は《嫌韓》を、恨む韓国は《反日》を基調に対立してきたが、最近はさらに悪化している」と指摘した。

キム委員長は「人類史で最も基礎的な政治術があれば、それは外部に敵を作って内部を団結させることだ」とするドイツの政治学者カールシュミットの言葉を挙げ、「問題は現在の日本と韓国の両方がカールシュミット式政治を越えていないということだ」と述べた。
 

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続けて「つまり、現在の政治術では、両国とも内部を団結させるために外部の敵が必ず必要なのだ」とし、「過去には韓国と日本の両方が常に北朝鮮を敵にして叩くのが好きだったが、最近両国とも北朝鮮との関係改善を進め始め、北朝鮮を叩くことは自制することになり、また中国は敵にするにはあまりにも負担になる。そのため与しやすい相手として韓国は日本を、日本は韓国を選ぶことになった」との見方を伝えた。

さらに「両国関係は米国との同盟関係を通じて間接的に結びついており、また文化的にも経済的にもすでに深くつながっており、殴っても関係が破綻する危険性も少ない」とし、「まるでサッカーや野球の《韓日戦》のようにお互いにティーバッティング方式で戦うだけでも各国の《内部団結》に役立つ」と述べた上で、「その点で《敵対的共生》という言葉が現在の日韓関係にピタッと当てはまる」「両国の政権はおそらく、嫌韓と反日を繰り出す相手方政府に感謝するだろう」と説明した。

キム委員長は「日本の嫌韓と韓国の反日を少し比較してみると、激しさは韓国の反日が日本の嫌韓より強い」としつつ、「ところがその根は日本の嫌韓が韓国の反日より深い」とした上で、家庭優位の韓国社会よりも家族関係が相対的に薄い日本社会の方が国家という「家族」に同化しやすいとの見方を主張している。また、日本の書店に嫌韓本が溢れているのに比して、韓国の書店には反日本がほとんど無く、「そのことに日本の右翼は驚く」ことも伝えた。

一方でキム委員長は日本との関係維持を訴えつつも「あまりにも(日本を)恐れる必要もない」とし、「経済は停滞しており、人口は老齢化している日本は時間が経つほど相対的に弱体化するしかない国だ」と指摘した。仮に戦争になったとしても「日本は海を渡る必要がある。韓国海軍の潜水艦勢力と空軍の対艦攻撃能力だけある程度維持されれば、日本軍が玄海弾を渡るのは難しく、日本の弱い陸軍は朝鮮半島に上陸しても短時間で無力化される」との見方を伝えている。

キム委員長は「日本にとって韓国はなぜ重要なのか?」という問いを立て、韓国(朝鮮半島)が歴史的にも大陸からの攻勢の「盾」になってきたことを指摘し、例として「高麗軍は28年間モンゴル軍と対戦したが、高麗が敗北すると、モンゴルはすぐに海を渡って日本を侵略した」ことを挙げた。結果は失敗だったが、「高麗がモンゴル軍の攻勢を《吸収》できなかった場合、つまり28年間の抵抗を通じてモンゴル軍の力を削げていなかったならモンゴルの日本侵攻は成功していたかもしれない」と述べている。

その上で「韓国が丈夫になるほど日本が平和になる」との見方を伝えた。
 
参考記事:米国営放送「日本はファイブアイズ参加より韓国と関係改善を」「中国は韓国加盟に戦狼外交」

参考記事:韓国紙「日本は国防軍を創設し核武装せよ」「韓国政治家は大国から甘汁吸うチンピラ」

参考記事:韓国紙「嫌韓は日韓マスコミのキャッチボールで生成」「嫌悪が日韓関係を支配してる」