韓国市民団体「仏にある韓国国宝貸出のため仏国民動いて」 仏政府は差し押さえを懸念

  • 2021年12月10日
  • 2022年5月16日
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韓国の歴史系市民団体「バンク」(VANK)は、現存する世界最古の金属活字本でありユネスコ世界記録遺産である「直指心体要節」(通称:直指)をフランス語で紹介するサイトを構築したと10日明らかにした。
 
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「直指心体要節」が韓国人にとってどれほど重要な価値があるかについて、原本を保管しているフランス人に知らせる目的で開設したとパク・ギテ=バンク団長は伝えた。
 

KBSキャプション
 
「直指心体要節」の原本は1886年初代に駐韓フランス公使に赴任したコランド・ブランシーが1880年代末~1890年代初めに韓国で蒐集し持ち帰ったものだ。その後、アンティークコレクターのアンリ・ベベルが買い取った後に、1952年にフランス国立図書館に寄贈された。

韓国文化体育観光部は先月18日、ファンヒ長官がフランス文化部のバシュロ長官に対して「直指心体要節」韓国展示を要請していた。これに対してバシュロ長官は意外な回答をした。

バシュロ長官は「直指心体要節」が韓国に渡った際に差し押さえられる可能性を懸念した。ファン長官は、そのようなことがないように政府レベルで保証するという趣旨を説明したところ、バシュロ長官はフランス国立図書館に実務協議を要請してほしいと答えたとされる。
 

韓国文化体育観光部
 
これに先立ち、韓国の清州市がフランス国立図書館側に「直指心体要節」の貸し出しを何度も要請したが、韓国法に差し押さえ免除の条項がないという理由などで実現しなかったと伝えらる。

フランス側は「直指心体要節」は略奪や盗難ではなく、フランス人が適法に買い取ったという立場だ。

バンクは「直指心体要節」の韓国展示を実現させ、究極的には韓国二取り戻すために、フランス国民を動かさなければならないと判断してサイトを開設したという。

同サイトには「直指心体要節」の歴史や、それが金属活字で印刷された証拠などが盛り込まれた。韓国の世界的な記録遺産である「直指心体要節」だけでなく、朝鮮王朝実録、高麗大蔵経、訓民正音、パンソリ、サムルノリなども紹介する。

 
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「フランスは直指を返還しろ」

「仏は欧州の中国」

「合法的に競売でフランス人が買って行ったものだろ馬鹿どもが…韓国にある外国の文化財も財閥が買ってきたものをぜんぶ渡さないといけないのか…被害者意識だけある韓国人」

「フランスや欧州諸国はドイツのグーテンベルクの本が最初の金属活字本としているので、その説を傷つけることになる直指を渡すのは嫌なのだろう…」

「我々の物なのに貸すも何もないだろ」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
 
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