韓国慰安婦集会が革新と保守団体の対立の場に 「反日は精神病」「被害者たちを侮辱」

従軍慰安婦問題を喚起するため日本大使館前で長年行われてきた「水曜デモ(日本軍慰安婦問題解決のための定期水曜デモ)」だが、これに反感を抱く保守団体らも同じ場所で対抗デモを開くなか、水曜デモがメインスペースを奪われ、端に追いやられる様相をみせている。
 
韓国紙「朝鮮人には愛国心はなく民族的本能がある…19世紀英国人指摘」「今の韓国も種族主義や偏狭さ残る」
 
聯合ニュースなど韓国各紙は13日、保守系団体による場所の先取りによって、水曜デモが「再び少女像から遠くで開催された」と伝えた。

正義連が12日に主催した第1,526回定期水曜デモは、これまで毎週水曜デモが行われたソウル鍾路区中学洞の旧日本大使館前の「平和の少女像」から50mほど離れたサマセットパレスビル前で開かれた。

コロナの影響で中断されていた水曜デモだが、正義連は昨年11月に約1年4ヶ月ぶりに水曜デモを再開した。しかし、保守系団体である自由連帯が既存の水曜デモの開催エリアを先にデモ申告し、そのため水曜デモは少女像から10mほど離れた場所を申請した。しかしその場所も他の保守系団体が先に申請しており、他の場所を申請した。さらにその場所も保守系団体が申請していたことから、また別の場所を申請し開催された。
 

対立の様子を伝えるオーマイニュースの報道(キャプション)
 
イ・ナヨン正義連理事長はこの日の報告で、「水曜デモを邪魔して取り除こうとする者たち。歴史的真実を免れ、否定し、歪曲しようとする者たち、被害者たちを侮辱して名誉毀損を犯す人々に屈さずに対抗し、水曜デモをまた軌道に乗せたい」と話した。

イ理事長は「水曜デモ内容と形式の変化を多角的に悩んでいる」とし「国内外の極右歴史不正勢力に対する体系的対応も企画している」と付け加えた。

この日、警察はデモを進行する団体間の衝突を防ぐため、各デモ場所周辺に秩序維持線を設置し、キャリアを配置してデモ場所を分離した。

先週5日に開かれた水曜デモは、デモ開始30周年を記念するメモリアル行事だったが、保守団体の言動も目立った。左派系紙のオーマイニュースが同日伝えた様子によると、「水曜デモが30年を迎えた日、デモ現場に極右団体会員が集まり、日章旗掲げて大声をあげるなど非常識な行動を行った」という。

同紙はまた、「自由連帯と反日銅像真実究明共対委など極右団体は5日、鍾路区の旧日本大使館前の《平和の少女像》の近くに陣取り、《反日は精神病》、《偽の慰安婦イ・ヨンスを処罰せよ」、「慰安婦詐欺責任者を処罰せよ」という文句が書かれたピケットを持ったまま大声を上げ、水曜デモ30周年を記念して開かれた《日本軍性奴隷制問題解決のための1525次定期水曜デモ》を露骨に妨害した》と伝えている。

これら報道をみた韓国のネットユーザーからは

「極右団体とする表現が理解できない。日本の極右団体は韓国を嫌いで冒涜する奴らだから、韓国の極右団体は日本を嫌う団体でなければならないのに。日本が望むことをするのだから、日本極右団体の韓国支部、 あるいは親日団体とすべきではないか?…」

「日本帝国主義時代は生きるために親日をしたと理解できるが、今の親日ども何なんだ?酸素がもったいない」

「極右団体、こいつらは日本から金をもらっていないか調査しろ…」

「コロナ終息までデモは休んでくれ」

「正義連はまだ解散してないのか?…」

「極右団体のやることは狂っているようにみえるが、向かい側にいる奴らがお婆さんたちを利用して金を掠め取った団体だから…まったく」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
 
参考記事:韓国メディア「佐渡鉱山から帰った父、肺に石粉たまり血を吐いて逝く」「賃金は1年間無給」

参考記事:韓国紙「台湾人の日本愛、韓国人に理解難しいのはなぜ?」「植民地清算の相違が最大要因か」

参考記事:韓国慰安婦団体「日本は≪国際法違反≫をオウムのように繰り返す…」「歴史法廷の永遠の囚人に」