韓国紙「日本の対韓国輸出規制後《国籍洗浄》する企業増えた」「核心特許は日本企業が多数押さえ…国産化困難」

  • 2022年2月7日
  • 2022年11月21日
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日本がフッ化水素など半導体関連3品目に関して対韓国輸出を規制(輸出管理強化)したことを機に、これを逃れるため「国籍ロンダリング」をする日本企業が増えているとの報道が韓国で出ている。
 
参考記事:韓国経済紙「日米が輸出規制議論へ…韓国の半導体優位は一瞬で崩れる」「先端技術は日米が握る」
 
朝鮮日報は5日、『素部装独立宣言2年、日本依存は更に増した』というタイトル記事を掲載した。「素部装(ソプジャン)」とは素材・部品・装置を指す略語であり、日本の輸出規制後に頻繁に韓国で使われるようになった。日本などへの依存度が高い「素部装」の国産化政策が大々的に行われたが、朝鮮日報はこれら韓国政府の政策成果が限定的に留まっており、輸入依存度(関連輸入額)はむしろ高まったなどとする分析を行った。

同紙は一方で、「日本の素部装企業は最近、韓国に直接工場を建てるか、韓国企業と合弁会社を作って設備を持ち込む方法で投資を拡大している」とし、理由として「韓日両国外交関係の悪化によるリスクを回避する一種のバイパス戦略である」と指摘した。

朝鮮日報は「このように生産される素材・部品・装備は《メイドインコリア》として分類されるうえ、原料を取り込んで韓国で加工する方式なら日本政府の規制からも自由だからだ」と説明している。
 

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日本の素材・部品・装置企業は2019年以前からも韓国に工場を建てるなどしてきたが、その件数は「2011年以降、日本の半導体素材・装備企業が直接投資あるいは合弁法人の形で韓国に工場を建てた事例は、1年平均1件程度だった」と同紙はアジア経済研究所のデータを基に指摘しつつ、一方で「2019年7月以降に発表された日本企業の韓国工場の新・増設件数だけで計5件だった」と伝えている。

朝鮮日報は例として、2012年にすでに韓国に進出していたTOK(東京応化工業)が輸出規制後に韓国のフォトレジスト工場を増設したことや、SKジオセントリック(旧SK総合化学)が昨年12月に日本のトクヤマと合弁法人を設立し蔚山に工場を建設し、2024年から半導体ウエハ洗浄素材として使われる高純度溶剤を年間3万tずつ生産する計画であること、住友化学が昨年9月に100億円以上を投じてフォトレジスト製造工場を新設することにしたことなどを報じた。

朝鮮日報は、韓国企業が素材・部品・装置の国産化に取り組んでも、日本企業が核心技術の多くを押さえており、「日本の技術特許を避けながら素部装国産化をするのが言うほど簡単ではない」との専門家意見も伝えている。

 
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「この従北左派政権は口さえ開けば嘘ばかりだな…」

「ノーベル科学賞一つ無いのに…」

「万事こんなかんじ…」

「…日本の新聞では規制によってむしろ日本企業が打撃を受けたと…」

「…日本製品を続けて使えばどうなる?まずは内部の敵を取り出さないと」

「基礎科学強国の日本は凄いな」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

 
参考記事:韓国企業が半導体コア素材「SiCパウダー」を国産化 「日本企業より純度高い5N級の開発に成功」

参考記事:韓国製鉄大手、日本に全量依存の「底吹耐火物」を国産化 原価3分の1に、工場に適用完了

参考記事:韓国紙「日本は半導体誘致に4千億円、韓国は自国企業に冷や飯」「文政権が支援縮小…国内投資すれば損する状況」