中国メディアが、韓国サッカー女子代表のエースが試合前に「禁忌」の行為をしたと批判した。
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中国メディア「搜狐(ソフ・ドットコム)」は7日、「女子サッカーアジアカップ決勝戦を控え、韓国のエースであるチ・ソヨン(31・チェルシー・レディース)が優勝トロフィーと記念撮影をした。この行動について彼女は後悔しているか?」と報じた。
韓国女子サッカー代表チームは、中国と2022 AFC女子アジアカップ決勝戦において2-3で敗れた。2点先制しながら3点を献上するというショッキングな敗戦だったが、韓国がアジアカップで準優勝を獲得したのは初めてだった。
一方で搜狐は「競技前に韓国エースのチ・ソヨンの行動が話題を集めている。禁忌(タブー)を破った。これは歴史が証明してくれる」と批判した。
同メディアは「チ・ソヨンが試合前に優勝トロフィーの近く立って写真を撮った。ところがプロ選手が禁忌を破るなんて、これはありえない行動」とし「競技前に優勝トロフィーに触れてはならないということは歴史が証明してくれている」と並べ立てた。
同メディアは同じような例として過去の男子チャンピオンズリーグ決勝を挙げた。同メディアは「イスタンブールの奇跡当時、リバプールに3点差を追いつかれたACミラン選手たち(カカ、ガットゥーゾなど)は試合前にトロフィーに触れていた。完敗したマルセイユ選手たちも試合前に優勝トロフィーに触れた」などと説明した。
大韓サッカー協会が公開している当該記念写真をみると、チ・ソヨン選手はたしかにトロフィーに触れているように見えるが、指先をトロフィーの下部に少し当てているだけのようにみえる。また、中国代表選手や監督と韓国代表監督と4人で一緒に撮った記念写真もあり、チ・ソヨン選手一人が突飛な行動をとったというわけではないようだ。
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