韓国の保守系市民団体が駐韓中国大使館の前で中国国旗(五星紅旗)を毀損し、2022北京冬季オリンピックショートトラックの韓国失格判定に抗議するデモを行った。
参考記事:中国官営紙「北京五輪での韓国の反中感情は非理性的」「西側がこれを利用し中韓離間を計っている」
韓国KBS放送などによると、保守系市民団体「正義の人々」は11日午前、ソウル中区明洞にある駐韓中国大使館近くのソウル中央郵便局の前で集会を開き、「中国はオリンピック変更判定に謝罪せよ」と主張した。彼らは中国の旗である五星紅旗を手で引き裂いた。
同団体のイ・ウンテク代表は「北京オリンピック競技を観ていて、これはおかしいと思い出てきた」とし「韓国の韓服、キムチを奪っていくだけでも足りず、オリンピック精神をこのように毀損することに酷く怒りが沸いた」と述べた。
自身をを「かつて運動選手の夢を持った20代青年」と称する女性は、「選手たちはオリンピック一つに自分の人生をかけるが、変更判定は青年たちの夢を砕くもの」とし「中国政府に一言できない韓国政府も糾弾したい」と訴えた。
去る7日、オリンピックショートトラック男子1,000m準決勝において、韓国選手2人は1位と2位に入ったが、共に失格判定を受けた。これによって中国選手が繰り上がり決勝に進んだことから、韓国では反中感情が噴出している。
参考記事:韓国紙「対中国二千年の従属が韓国には深く刻印」「日本への気合の1/10でも見せ、筋肉自慢中国に堂々と…」