韓国紙「チョン外相、EUアジア閣僚会議で対日歴史問題に懸念」「他国はロシア糾弾も韓国は口閉ざす」

韓国のチョン・ウィンヨン(鄭義溶)外相がパリで開かれた「インド・太平洋協力のための長官級会議」に参加し、日本の佐渡金山の世界遺産登録について懸念を示した。同会議にはEUや日本、韓国やインドなどの30カ国が出席した。
 
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23日、韓国外交部によると、チョン長官は22日(現地時間)、同会議において日本の歴史歪曲を間接的に批判した。チョン長官は同会議の安保・国防セッションに参加し、「インド・太平洋地域が多様性とダイナミズムに基づいて急速に発展してきた」としつつ、「域内国間の歴史問題が依然として存在し、多国主義・法治に基づく国際秩序がまだ定着できず、不信と安保不安が続いている」と述べ、日本との歴史問題に間接的に言及した。

チョン長官はまた、「欧州が過去の歴史的葛藤から和解を引き出し、多国間主義を通じて団結を成した経験からインド・太平洋地域協力に適用できる教訓を得ることができるだろう」と述べた。

チョン長官は、同日に会ったオードレ・アズレユネスコ事務総長との面談では、日本の佐渡金山の世界遺産登録申請に強い懸念を伝えている。アジュレ事務総長は、佐渡金山などに対する韓国政府の懸念をよく知っていると答えた。

韓国メディア「アジア経済」は、チョン長官が同会議において「ロシア糾弾には口を閉ざした」とし、「対北朝鮮問題をめぐってロシアの支持あるいは中立的立場が残念な韓国政府の外交的な状況を考慮したものと解釈される」と指摘した。

一方で、フランスや欧州連合(EU)、日本など他の国家外交首長らは揃ってロシアを糾弾する声明を出している。議長国であるフランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外相はウクライナ東部の「ルガンスク人民共和国(LPR)」と「ドネツク人民共和国(DPR)」の独立を承認あるロシアの行為は国際法に違反すると強く糾弾した。

EU外交政策を総括するホセフ・ボレルEU外交・安保政策高位代表も「ロシアは制裁で対価を払うことになるだろう」と警告した。

アジア経済は「韓国政府も(ロシア制裁などで)米国側から協力要請を受ける可能性がある」としつつ、「韓国政府はウクライナ人道支援などに慎重な立場を維持する」との専門家の見方を伝えている。
 
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