韓国のコロナ新規感染者数が世界1位の水準にまで上がったことが分かった。
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23日午後9時基準で韓国の新規感染者数は16万1382を記録した。統計サイト・アウワーワールドインデータによると、22日の韓国の感染者数は17万1452人で、ドイツの22万1478人の次に全世界で2番目に多い。
100万人当たりの感染者数で、3342人で2640人を記録したドイツを抜いて同1位となっている
問題はこれからだ。韓国メディアでは「米国をはじめ、ヨーロッパ、日本の場合はすでにピークを超えたようにみられるが韓国は増加傾向が止まらない」とし、「拡散スピードも防疫当局の予想を上回っている」と伝えている。韓国の防疫当局は23日13万人、3月2日18万人程度を予測したが、実際23日の感染者数は17万人を超えている。
一方で、今年初めに100万人以上の感染者が出た米国は22日に9万9820人まで減少し、先月23万人を超えた英国も4万1353人にとどまった。日本は6万9447人だ。
防疫専門家らはこのようなスピードであれば今月末から来月初めまでに37万人の感染者が発生し、重症患者は3000人を突破すると予想している。22日基準で、病院で治療を受けている集中治療者は512人で、18日に400人を突破した後、着実に増えている。
パク・ヨンジュン防疫対策本部力学調査チーム長はブリーフィングで「オミクロン死亡率が季節インフルエンザと似たレベルだが発生規模が大きいと緊急事態を招く可能性がある」と憂慮した。
チョン・ウンオク建国大学数学科教授チームはこの日、国家数理科学研究所のホームページにおいて、感染再生産指数が1.67の場合、1週間後に新規感染者が21万3332人、2週間後に33万4228人発生する可能性があるという研究結果を発表した。
参考記事:韓国紙「駐車場不足の韓国…スペースめぐり喧嘩や殺人、人糞も…」「日本は韓国の3倍車台数も、世界の模範」