ウクライナがロシアに侵攻されるなか、当時大統領候補だったゼレンスキー現ウクライナ大統領が「韓国のようになりたい」と述べていたことが韓国で再注目されている。
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27日、韓国のインターネットコミュニティでは、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が大統領候補だった2019年当時の発言映像に注目が集まった。当時ゼレンスキー大統領は韓国に対して「ウクライナの模範」であると述べている。
コメディアン出身の新人政治家だったゼレンスキー氏は2019年4月のウクライナ大統領選当時、高い支持率を得ていた彼は大統領選挙第1次投票を終え、投票場から姿を現した。
投票場の外で待っていた記者たちはゼレンスキー当時候補に群がり、彼は記者たちの質問に答えた。これら記者のうち韓国メディアの特派員はゼレンスキー当時候補に「韓国について一言ほしい」と促した。
すると、ゼレンスキー当時候補は「民主国家である韓国は隣に独裁国家(北朝鮮)があるにも関わらず、どのように成功を収めることができるかを見せてくれた」と発言した。ロシアへの当てつけとも解釈できる発言だ。
彼は続けて「韓国は発展でき、強くて自由な国になることを示した」とし「私たちはウクライナで売れる韓国商品をよく知っている。韓国はウクライナにとても良い模範だ」と評価している。
これをみた韓国のネットユーザーからは、
「ゼレンスキー大統領は世界的な英雄となった」
「ウクライナ大統領も我が国を尊重してくれるのに、一人の大統領候補が戦争はウクライナのせいだと言って恥ずかしい」
「尊敬されるしかない大統領だな」
「韓国を模範にするなら危機管理も学ぼう」
「ウクライナが学ぶ韓国とは朴正煕のころであって…」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
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