韓国で日本製掘削機672台が仕様違反でリコール

韓国で日本製の掘削機などがリコールされることが分かった。

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韓国国土交通部は1日、現代建設機械とクボタコリアが製作または輸入・販売した計二モデルの建設機械2734台で製作欠陥が発見され、自発的な是正措置(リコール)に入ると明らかにした。
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現代建設機械が製作・販売した掘削機(HW145)2062台は、掘削機の下部フレームと車軸を固定するボルトおよびナットが緩み、作業安全が阻害される可能性が確認され、リコールに着手する予定だ。2015年11月1日から2018年10月14日まで製作された掘削機で来る4日から現代建設機械公式サービスセンターで無償修理を受けることができる。
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また、クボタコリアが輸入・販売した掘削機(U-20-5S)672台は、無限軌道ホイール幅(240mm)が型式承認仕様(250mm)と異なることから、28日から公式サービスセンターで無償点検後に部品を交換することになった。

欠陥修正に関連して各社は、建設機械の所有者に郵便または携帯電話のテキストメッセージで是正方法などを知らせる予定だ。欠陥修正前に建設機械の所有者が自費で修理した場合、製作会社に修理費用に対する補償を申請することができる。
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国土部は、建設機械の欠陥による国民の安全確保のため、自動車及び建設機械リコールセンター(www.car.go.kr)で建設機械の製作欠陥申告を受けている。

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