学友に「親日派」と言った韓国高校生に損害賠償命令 「特定国への友好を越えた軽蔑的表現」裁判所

  • 2022年3月1日
  • 2022年11月21日
  • 政治

韓国の高校で学友に「親日派」と言ったところ、刑事告訴され損害賠償を命じられたケースが明らかになった。

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韓国メディアなどによると、2017年8月 京畿道南楊(ナムヤン)州市の高校において、同校1年生A君(16)に対して同じクラスメートのB君が「お前のお爺さん親日派だろ」と冗談で言ったことに対し、A君が怒ったためB君は謝罪したという。
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しかしその3ヵ月後、この学校ではA君の申告により「学校暴力自治委員会」が開かれた。A君はB君が虚偽の事実で自分の名誉を毀損しただけでなく、頬を叩いたり、トイレで特定の身体部位に触れたりしたなどと主張。学校側は「B君が謝罪した」とし処分無しとした。

これを受け、A君は翌年、両親と共にB君を暴行容疑と名誉棄損で刑事告訴した。裁判所は暴行容疑を有罪と認め、罰金50万ウォン(約4万8千円)の執行猶予判決とした。裁判所は、名誉毀損の疑いについては無罪を宣告した。
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一方でA君側は法廷で「B君が《お前は服が毎日変わる。お金が多いのではないか》とし、《お前の祖父は日本の奴らの××を吸う親日派だ》と述べたと」と主張した。裁判所は「侮辱に該当すると見られる余地があるが、名誉毀損罪で起訴された以上、裁判所が公訴状の変更なしに侮辱罪を適用して処罰することはできない」と取り合わなかった。

しかしA君側は刑事裁判とは別に民事訴訟を進めていた。B君の行為のため精神的被害を被ったとして4000万ウォン(約380万円)の損害賠償を請求した。事件が発生して4年が過ぎて判決が出た。裁判所は暴行事実とともに「親日派発言」に対してもB君側の責任を一部認めた。
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判事は「B君の発言はA君に対する侮辱に該当する」とし、「35年の日帝強占期(日本統治期)という苦痛の歴史を持つ韓国社会で、《親日派》という言葉は、単に特定の国家に対して友好的という意味を越えて相手を軽蔑的に表現したり、嘲笑する表現として使われたりすることも明らかだ」と判決理由を述べた。

判事は合計300万ウォン(約29万円)の損害賠償を命じた。

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