イタリア食品当局が韓国「辛ラーメン」を全量回収命令…化学物質が限界超過 「現地スーパーから消えた」

韓国の辛ラーメンがイタリアで全量リコールされた。化学物質が基準値を超えて検出された。
(参考記事:韓国で日本製掘削機672台が仕様違反でリコール

イタリア食品当局は25日、農心(ノンシム)のキムチラーメン(農心ラーメンスープ辛キムチラーメン120g)について、「2-クロロエタノールの法的限界超過」の理由により回収措置を下した。現地紙や韓国メディアが伝えた。
(人気記事:韓国のコロナ新規感染者数が世界1位レベルに…数日で更に倍増予想も 「日米欧は減少傾向なのに…」

同食品当局は、同製品を買った者はこれを食べずに返品するよう喚起しており、製品を摂取した場合で何らかの症状がある場合は直ちに医師の診察を受けることを勧告した。

(辛キムチラーメンの回収を伝える現地ll Fatto Alimentare紙の報道キャプション)

当該製品の製造社は農心だ。現地流通企業はアジアエクスプレスフード(Asia Express Food BV)で、工場所在地はオランダCJカンピンとなっている。

これを受けて現地イタリアでは、韓国の農心キムチ辛ラーメンがスーパー陳列台から消えたとイタリアや韓国メディアなどは報じている。
(人気記事:欧州27カ国の駐韓大使らが共同声明「韓国政府はウクライナイ側に立って」 韓国政府の制裁強化促す 

メディアは問題のキムチラーメンのスープから法的基準値を超えた2-クロロエタノールが検出され、スープが身体に危険である可能性があると伝えている。

今回検出された2-クロロエタノールは常温で容易に蒸発するが、蒸気の毒性が強く吸入したり皮膚に吸収されたりすると毒性症状が現れるとされる。
(人気記事:韓国紙「韓服もキムチも韓国のものではない…洗脳されている」「キムチは日本からの唐辛子で可能に…」

欧州では食品に含有されている有害物質の基準値が韓国より厳しく、昨年から何度か韓国製のラーメン製品が摘発・回収されている。

(参考記事:仏当局が韓国産ラーメンを回収命令…有害物質が基準大幅に超える

(参考記事:カナダ当局が韓国産キムチにリコール命令…大腸菌感染患者が14名発生 「深刻な被害発生」レベルに

(参考記事:辛ラーメンの「汁なし版」が発売へ 日本発レシピなどトレンドを反映