なぜ欧州は韓国製ラーメンを販売禁止にするのか? 仏伊に続き独も全量リコール

昨年から度々欧州でリコールされている韓国製ラーメンだが、最近、イタリアに続き、ドイツでも回収命令が下されたことが分かった。
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韓国の経済紙マネートゥデイは4日、農心(ノンシム)がドイツで販売した「辛キムチラーメン」から化学物質である2-クロロエタノールが基準値を超えて検出され、EU(欧州連合)全域に製品回収命令が下されたと報じた。
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同製品に関しては、つい最近もイタリア食品当局が回収命令を下し、イタリアのスーパーマーケットなどから一斉に姿を消したと現地紙などが報じていた。

マネートゥデイは「今回の措置は昨年8月の欧州連合によるラーメン有害物質調査の延長線上にある」とし、当時、同基準を超過した韓国製ラーメンがリコールされたことを伝え、「新キムチラーメンの場合、昨年のリコール対象ではなかったが、欧州基準に合わせることが出来ず、自ら回収を行った」ものの、「しかし、一部の製品が回収されていなかったために、再び回収措置が出たものと見られる」と伝えている。
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同紙は、これら製品が現地の輸入業者を通じて流通されていることから、徹底した回収措置が行われておらず、それがリコールに繋がったとの見方を示している。
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2-クロロエタノールについて同紙は、「日本、オーストラリア、ニュージーランドなどは関連基準がなく、米国とカナダでは940ppm以下に設定する」としつつ、「一方、ヨーロッパは2-クロロエタノールをエチレンオキシドと区別せずに合算し、0.02~0.1ppmを超える製品の流通を禁止」しているとし、欧州の基準が非常に高いことを伝えている。

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