韓国のポスコ・フランテック社は「セミポータル・リクレーマー」(Semi Portal Reclaimer、以下SPR)を国産化し特許を出願したと3日、明らかにした。
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SPRは発電所及び製鉄所の線形Shed内で原料の不出を担当する主要設備であり、従来は外国企業が韓国市場を占有していたが、3年余りかけてポスコプランテックが国産化し、特許まで出願することになった。
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SPRの要素技術に対するエンジニアリングから構造計算まで自力で行いし、特にダブルビーム構造によるSkew(ねじれ)現象を防止するなど、既存の問題点を大幅に改善し、運転室を中央に配置して操業便宜性も向上させた。
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ポスコプランテックは、移動機器や荷役機器専門企業であり、韓国内の製鉄所および海外(ブラジル、チリ)にも納品実績を保有するなど総合エンジニアリング会社としての力量をさらに強化していく方針だ。
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