ロシア軍の副司令官がウクライナ兵の狙撃兵によって射殺されたことが分かった。
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3日(現地時刻)AP通信やロシア紙、韓国紙によると、ロシア中部軍司令部第41連合軍副司令官であるアンドレイ・スコベツキー少将が前日に死亡した。ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、死亡が確認されたロシア側の最も高位級の人物だ。
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ロシアの「lenta.ru」紙によると、彼の同僚であるセルゲイ・チフィヨブ(Sergey Chipilev)氏が自身のSNSを通じて明らかにしたと伝えられる。同氏は「ウクライナ領土で私たちの友人アンドレイ・アレクサンドロビッチ・スコベツキー少将が特別作戦中に死亡したという悲劇的なニュースを接するようになってとても悲しい」と明らかにした。

英デイリーメールによると、彼はウクライナの狙撃兵によって死亡した。死亡当時、スコベツキがロシア軍(部隊員)に演説中だったという話も出ているが、具体的な死亡場所と時間は知られていなかった。彼の葬儀は来る土曜日にロシアで開かれる予定である。
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今年47歳になるスコペツキー将軍は1995年にリャザンのリャザン高等空挺師範学校を卒業した後、小隊長から警備隊空挺部隊参謀長などを経ている。(ロシア国防省による)
ロシア軍には准将階級がないため、大佐の上位階級が少将(ワンスター)となる。ニュースウィークによると、彼は赤の広場で開かれた勝利パレードに2回参加し、ボグダン・フメリニツキー勲章を二度受勲している。
また、北カフカスやしりあにおけるロシア軍の作戦に参加し、2014年にロシアがウクライナのクリム半島を強制併合した際も、これに寄与した功労で勲章を受けた。昨年10月に41師団部隊長に任命された。
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ロシア国防省は3月2日現在、ウクライナ非武装化のための特殊作戦でロシア人498人が死亡し、1500人以上が負傷したと報告している。
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