ウクライナのゼレンスキー大統領の最側近とされる人物が、各国に感謝の挨拶を伝えるなか、韓国の名前は抜けていたことが分かった。
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米ニューヨークタイムズ(NYT)は3日、ウクライナのアンドリー・エールマック(Andriy Yermak)大統領秘書室長から届いた書簡を公開した。エールマック秘書室長はゼレンスキー大統領の最側近であり、外交分野でも活躍する人物だ。
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エールマック秘書室長は現在、ロシアの攻撃を避けて地下防空湖に身を避難しているという。
彼は書簡において、まず、国際社会の支援に対する感謝の挨拶を伝えた。彼は「私たちはアメリカ・ヨーロッパの友人たち、そしてロシアに経済制裁を加え、私たちに武器を支援してくれた国々に感謝を伝える」と記した。そしてオーストラリアと日本にも感謝しつつ、韓国には言及しなかった。
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この時点で文在寅(ムン・ジェイン)政権はウクライナ国民と避難民のために計1千万ドル規模の人道的支援を緊急提供することを明らかにしていた。
ただ、日本やオーストラリアなど米国の主要同盟国が独自制裁などで足並みを揃えていたなか、韓国だけが具体的な制裁表明が遅れていた。
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エールマック秘書室長は、国際社会が継続的にウクライナに関心を示すことを訴えた。彼は「私たちはもっと武器が必要だ」とし「ロシアの戦闘機がウクライナ領空を侵入できないようにする国際社会の措置も訴える」と話した。
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